しあわせの径~本とアートと音楽と

読書、アート、音楽、映画・ドラマ・スポーツなどについてさくっと語ります

今週の書評本 全101冊(2024/11/25~12/1 掲載分 週刊9誌&新聞4紙+クロワッサン+Pen)

毎週日曜日は、この一週間に週刊誌や新聞などの書評やブックレビューに取り上げられた本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。

今週の書評本 (11/25~12/1 全101冊)

*表示凡例
掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数
書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(回以上を表示)

サンデー毎日「遠回りの読書」: 12/8 号 2 冊
思春期心性とサブカルチャー 現代の臨床現場から見えてくるもの 岩宮恵子 遠見書房 1,980
あーしはDJ 杉作J太郎 イースト・プレス 1,980

女性自身「今週のあなたを開く本」: 12/10 号 4 冊
うそコンシェルジュ 津村記久子 新潮社 1,980
一九四六年憲法その拘束 江藤淳 文春文庫 1,430
さかさ星 貴志祐介 KADOKAWA 2,420
アーセナルにおいでよ あさのあつこ 水鈴社 1,760

女性セブン「セブンズライブラリー」: 12/20 号 5 冊
結局、人生最後に残る趣味は何か 林望 草思社 1,870
青い絵本 桜木紫乃 実業之日本社 1,540
婚活マエストロ 宮島未奈 文藝春秋 1,760
死の瞬間 人はなぜ好奇心を抱くのか 春日武彦 朝日新書 990
地方の小さな会社のリライブシャツがなぜ100億円も売れたのか 佐々木貴青志社 1,650

週刊現代 (今週号はお休み) 

週刊ポスト「ポスト・ブック・レビュー」: 12/6・12/13 号 10 冊
透析を止めた日 堀川惠子 講談社 1,980
中国ぎらいのための中国史 安田峰俊 PHP新書 1,100
スメラミシング 小川哲 河出書房新社 1,870
おきざりにした悲しみは 原田宗典 岩波書店 2,200
死神 田中慎弥 朝日新聞出版 1,870
小林旭回顧録 マイトガイは死なず 小林旭 文藝春秋 2,420
刑事群像 香納諒一 徳間文庫 990
いつも駅からだった 岩井圭也 祥伝社文庫 836
仕事を人生の目的にするな 平井一夫 SB新書 1,045
AIにはできない 人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性 栗原聡 角川新書 1,012

週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 12/5 号 13 冊
あの時のわたし 自分らしい人生に、ほんとうに大切なこと 岡野民 新潮社 2,200
うそコンシェルジュ 津村記久子 新潮社 1,980
箱庭クロニクル 坂崎かおる 講談社 2,090
狂人たちの世界一周 最も過酷なヨットレースに挑んだ男たち ピーター・ニコルス 国書刊行会 3,080
殺す時間を殺すための時間 どくさいスイッチ企画 KADOKAWA 1,650
米澤屋書店 米澤穂信 文春文庫 1,012
学力喪失 認知科学による回復への道筋 今井むつみ 岩波新書 1,276
新装版 わたしが・棄てた・女 遠藤周作 講談社文庫 814
悪童日記 アゴタ・クリストフ ハヤカワepi文庫 968
マイナーノートで 上野千鶴子 NHK出版 1,980
私の最後の羊が死んだ 河崎秋子 小学館 1,650
図説 ここが知りたかった!歎異抄 加藤智見 青春出版社 1,925
「海」から読みとく歴史世界: 海は人と、人は海とどのように関わってきたのか 高橋裕史 帝京選書 2,970

週刊文春「文春図書館」: 12/5 号 10 冊
富士山 平野啓一郎 新潮社 1,870
なんでかなの記 濱田滋郎 言言句句 2,500
オタク文化フェミニズム 田中東子 青土社 2,420
魔女の檻 ジェローム・ルブリ 文春文庫 1,650
破れざる旗の下に ジェイムズ・リー・バーク 早川書房 2,860
転換の時代を生き抜く投資の教科書 後藤達也 日経BP 1,760
超空洞物語 古川日出男 講談社 2,090
恋とか愛とかやさしさなら 一穂ミチ 小学館 1,760
記者と官僚 特ダネの極意、情報操作の流儀 佐藤優 、西村陽一 中央公論新社 1,980
秋田 環日本海文明への扉 伊藤俊治石川直樹 亜紀書房 3,960

週刊エコノミスト「Book Review」: 12/3 号 6 冊
日本経済の故障箇所 脇田成 日本評論社 2,420
資本主義が人類最高の発明である グローバル化と自由市場が私たちを救う理由 ヨハン・ノルベリ ニュースピックス 2,475
日銀総裁のレトリック 木原麗花 文春新書 1,100
まっとうな気候政策へ 西岡秀三, 藤村コノヱ他 地平社 1,980
軍産複合体 自衛隊と防衛産業のリアル 桜林美佐 新潮新書 990
くまさんのこだわりシネマ社会学 好井裕明 晃洋書房 1,870

週刊東洋経済「話題の本」: 11/23 号 7 冊
なぜ地方女子は東大を目指さないのか 江森百花、川崎莉音 光文社新書 946
略奪される企業価値 ウィリアム・ラゾニック、ヤン―ソプ・シン 東洋経済新報社 3,740
日本のなかの中国 中島恵 日経BP 990
戦争ではなく平和の準備を 川崎哲、青井未帆 地平社 1,980
在野と独学の近代 ダーウィンマルクスから南方熊楠牧野富太郎まで 志村真幸 中公新書 1,056
アウシュヴィッツの小さな厩番 ヘンリー・オースター , デクスター・フォード 新潮社 2,310
林芙美子紀行集 下駄で歩いた巴里 林芙美子 岩波文庫 880

朝日新聞: 11/30 朝刊 11 冊
口に関するアンケート 背筋 ポプラ社 605
ザッハー=マゾッホ集成 I エロスア II フォークロア III カルト ザッハー=マゾッホ 人文書院 各11,000
介護格差 結城康博 岩波新書 1,100
日本学術会議問題〉とは何か 任命拒否と法人化論にみる「学問と政治」のゆくえ 小森田秋夫 花伝社 2,420
十四億人の安寧 デジタル国家中国の社会保障戦略 片山ゆき 慶應義塾大学出版会 3,300
恋とか愛とかやさしさなら 一穂ミチ 小学館 1,760
老いぼれを燃やせ マーガレット・アトウッド 早川書房 3,080
AIとSF2 日本SF作家クラブ ハカワヤ文庫JA 1,496
残月記 小田雅久仁 双葉文庫 935
両手にトカレフ ブレイディみかこ ポプラ文庫 858
ようやくカナダに行きまして 光浦靖子 文藝春秋 1,595

毎日新聞: 11/30 朝刊 8 冊
うんこの世界 細菌とわたしたちの深い関係 アダム・ハート、増田隆一 晶文社 2,530
うそコンシェルジュ 津村記久子 新潮社 1,980
新版 蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者 松木寛 講談社学術文庫 1,210
歩道橋の魔術師 呉明益 河出文庫 1,078
台湾の少年 全4巻 游珮芸、周見信 岩波書店 各2,640
台湾、あるいは孤立無援の島の思想 呉叡人 みすず書房 4,950
さよならは仮のことば 谷川俊太郎詩集 谷川俊太郎 新潮文庫 1,098
ゆびさきに魔法 三浦しをん 文藝春秋 1,980

日本経済新聞: 11/30 朝刊 5 冊
エリート過剰生産が国家を滅ぼす ピーター・ターチン 早川書房 3,300
破壊なき市場創造の時代 これからのイノベーションを実現する W・チャン・キムレネ・モボルニュ ダイヤモンド社 2,530
婦人相談員物語 その証言から女たちの歴史(herstory)を紡ぐ 村本邦子、松本周子 国書刊行会 2,970
ひとでなし 星野智幸 文藝春秋 3,190
コードブレイカ エリザベス・フリードマンと暗号解読の秘められし歴史 ジェイソン・ファゴン みすず書房 3,960

読売新聞: 12/1 朝刊 9 冊
国際存在としての沖縄 宮崎悠、柴田晃芳、中村研一 法政大学出版局 6,820
社会保障のどこが問題か「勤労の義務」という呪縛 山下慎一 ちくま新書 1,012
おとこ川をんな川 唯川恵 文藝春秋 2,090
多頭獣の話 上田岳弘 講談社 2,420
ミュージカルの解剖学 長屋晃一 春秋社 2,860
禁書目録の歴史 カトリック教会四百年の闘い ロビン・ヴォウズ 白水社 3,960
シャチ オルカ研究全史 水口博也 東京大学出版会 4,620
思えばたくさん呑んできた 椎名誠 草思社 1,760
刑務所ごはん 汪楠、ほんにかえるプロジェクト K&Bパブリッシャーズ 1,980

クロワッサン「BOOK」: 12/10 号 8 冊
ロブスター 篠田節子 KADOKAWA 1,980
多頭獣の話 上田岳弘 講談社 2,420
積ん読の本 石井千湖 主婦と生活社 1,694
ホテル物語 グラフホテルと5つの出来事 イム・キョンソン 日之出出版 1,760
かもめジムの恋愛 大前粟生 小学館 1,650
まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書 阿部幸大 光文社 1,980
おうちごはんは日々のくりかえし。 料理家がふだん、気ラクに作っているレシピ 有賀薫 KADOKAWA 2,035
カッコよくなきゃ、ポエムじゃない! 萌える現代詩入門 豊﨑由美 、広瀬大志 思潮社 2,200

Pen「Book」: 1月 号 3 冊
傷ついた世界の歩き方 イラン縦断記 フランソワ=アンリ・デゼラブル 白水社 2,970
食べるノヲト 松重豊 マガジンハウス 1,760
楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集 ルシア・ベルリン 講談社 2,860  

以上

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今週の書評本 全94冊(2024/11/18~11/24 掲載分 週刊10誌&新聞4紙)

毎週日曜日は、この一週間に週刊誌や新聞などの書評やブックレビューに取り上げられた本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。

今週の書評本 (11/18~11/24 全94冊)

*表示凡例
掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数
書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(回以上を表示)

サンデー毎日「遠回りの読書」: 12/1 号 2 冊
ビールは泡ごとググッと飲め 爽快苦味の63編 早川茉莉 筑摩書房 2,090
つい昨日のできごと 父の昭和スケッチブック 小手鞠るい 平凡社 1,980

週刊女性「おすすめ週女書店」: 12/3 号 3 冊
青姫 朝井まかて 徳間書店 2,200
1年のいたわりごはん日記 中山有香里 ワン・パブリッシング 1,430
ほんまに「おいしい」って何やろ?田吉集英社 1,980

女性自身「今週のあなたを開く本」: 12/3 号 4 冊
ナチュラルボーンチキン 金原ひとみ 河出書房新社 1,760
マイ・シスター、シリアルキラー オインカン・ブレイスウェイト ハヤカワミステリ 1,870
ロブスター 篠田節子 KADOKAWA 1,980
長寿期リスク 「元気高齢者」の未来 春日キスヨ 光文社新書 946

女性セブン「セブンズライブラリー」: 12/5 号 4 冊
道を拓く 元プロ野球選手の転職 長谷川晶一 扶桑社 1,650
架空犯 東野圭吾 幻冬舎 2,420
恋文の技術 新版 森見登美彦 ポプラ文庫 869
ネット怪談の民俗学 廣田龍平 早川新書 1,276

週刊現代「日本一の書評」: 11/30 号 4 冊
ミスター・チームリーダー 石田夏穂 新潮社 1,650
婚活マエストロ 宮島未奈 文藝春秋 1,760
遊廓島心中譚 霜月流 講談社 1,980
ことばの番人 髙橋秀実 集英社インターナショナル 1,980

週刊ポスト「ポスト・ブック・レビュー」: 11/29 号 9 冊
私の最後の羊が死んだ 河崎秋子 小学館 1,650
悪口の極意 村松友視 静岡新聞社 1,650
半回想 青山繁晴 扶桑社 1,980
夜刑事 大沢在昌 水鈴社 1,980
恋とか愛とかやさしさなら 一穂ミチ 小学館 1,760
Y字路はなぜ生まれるのか? 重永瞬 晶文社 2,090
ブラック・チェンバー・ミュージック(上・下) 阿部和重 毎日文庫 各990
答え合わせ 石田明 マガジンハウス新書 1,100
将棋で学ぶ法的思考 木村草太 扶桑社新書 990

週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 11/28 号 12 冊
ガイドブックにない もうひとつの東京を歩く 東京社会科散歩 井上理津子 解放出版社 2,420
白猫、黒犬 ケリー・リンク 集英社 2,970
まず良識をみじん切りにします 浅倉秋成 光文社 1,760
船上の助産 小島毬奈 ほんの木 1,430
外国語を届ける書店 白水社編集部 白水社 2,200
もうひとつの街 ミハル・アイヴァス 河出文庫 1,210
蔦屋重三郎 江戸を編集した男 田中優子 文春新書 1,100
東大ファッション論集中講義 平芳裕子 ちくまプリマー新書 990
上司がAIになりました 10年後の世界が見える未来社会学 橋爪大三郎 KADOKAWA 1,870 
終の快楽 熟年女性はここまで欲しい 工藤美代子 世界文化社 1,980
本を書く技術 取材・構成・表現 石井光太 文藝春秋 1,760
日本の指揮者とオーケストラ 小澤征爾クラシック音楽地図 本間ひろむ 光文社新書 968

週刊文春「文春図書館」: 11/28 号 10 冊
虚の伽藍 月村了衛 新潮社 2,200
スメラミシング 小川哲 河出書房新社 1,870
死の終わり ホセ・コルデイロ、デイヴィッド・ウッド 化学同人 3,300
こぼれ落ちる欠片のために 本多孝好 集英社 2,035
架空犯 東野圭吾 幻冬舎 2,420
常識やぶりのアイデアおやつ 「材料4つまで」の100レシピ syun cooking 大和書房 1,650
日本の犯罪小説 杉江松恋 光文社 2,420
坂の中のまち 中島京子 文藝春秋 1,760
ジェンダークィア 私として生きてきた日々 マイア・コベイブ サウザンブックス社 3,520
深海のスノードーム 安田依央 中央公論新社 1,980

週刊エコノミスト「Book Review」: 11/26 号 6 冊
十四億人の安寧 デジタル国家中国の社会保障戦略 片山ゆき 慶應義塾大学出版会 3,300
サステナビリティの経済哲学 松島斉 岩波新書 1,056
袴田事件 神になるしかなかった男の58年 青柳雄介 文春新書 1,210
インセンティブの経済学 殖産興業から学ぶ経済学入門 横山和輝 新世社 2,200
中国ぎらいのための中国史 安田峰俊 PHP新書 1,100
積ん読の本 石井千湖 主婦と生活社 1,694

週刊東洋経済「話題の本」: 11/16 号 6 冊
移民・難民たちの新世界地図 ウクライナ発「地殻変動」一〇〇〇日の記録 村山祐介 新潮社 2,420
分離独立と国家創設 係争国家と失敗国家の生態 ジェイムズ・カー=リンゼイ , ミクラス・ファブリー 白水社 2,640
お金から見るアメリカの運動部活動 活動を支える人と仕組み 谷口輝世子 生活書院 1,980
1杯目のビールが美味しい理由を数学的に証明してみました。 堀口智之 幻冬舎 1,760
データで広がる日本ワインの世界 ワインエコノミクス 入門 原田喜美枝 日本評論社 2,640
わたしはわたし。あなたじゃない。 10代の心を守る境界線「バウンダリー」の引き方 鴻巣麻里香 リトル・モア 1,980

朝日新聞: 11/23 朝刊 11 冊
日ソ戦争 帝国日本最後の戦い 麻田雅文 中公新書 1,415
文化はいかに情動をつくるのか 人と人のあいだの心理学 バチャ・メスキータ 紀伊國屋書店 3,300
ピアノを尋ねて クオ・チャンシェン 新潮社 2,145
イルカと否定神学 対話ごときでなぜ回復が起こるのか 斎藤環 医学書院 2,200
ナチュラルボーンチキン 金原ひとみ 河出書房新社 1,760
避難学 「逃げる」ための人間科学 矢守克也 東京大学出版会 4,290
日記の練習 くどうれいん NHK出版 1,870
ニューヨーク精神科医の人間図書館 ナ ジョンホ 柏書房 1,980
ぼっちのままで居場所を見つける 孤独許容社会へ 河野真太郎 ちくまプリマー新書 990
ネット怪談の民俗学 廣田龍平 早川新書 1,276
その朝は、あっさりと 谷川直子 朝日新聞出版 1,870

毎日新聞: 11/23 朝刊 7 冊
傷ついた世界の歩き方 イラン縦断記 フランソワ=アンリ・デゼラブル 白水社 2,970
風呂と愛国 「清潔な国民」はいかに生まれたか 川端美季 NHK出版新書 1,078
<決定版>ミシュレ入門 愛/宗教/歴史 大野一道 藤原書店 2,860
缶詰サーディンの謎 ステファン・テメルソン 国書刊行会 3,080
青春ピカソ 岡本太郎 新潮文庫 539
最近のウェブ、広告で読みにくくないですか? 鈴木聖也 星海社新書 1,430
謎とき百人一首 和歌から見える日本文化のふしぎ ピーター・J・マクミラン 新潮選書 1,980

日本経済新聞: 11/23 朝刊 5 冊
傷ついた世界の歩き方 イラン縦断記 フランソワ=アンリ・デゼラブル 白水社 2,970
ことばの番人 髙橋秀実 集英社インターナショナル 1,980
その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか アグラヤ・ヴェテラニ河出書房新社 2,750
不自然な食卓 超加工食品が人体を蝕む クリス・ヴァン・トゥレケン 早川書房 3,300
少数派の横暴 民主主義はいかにして奪われるかティーブン・レビツキー 新潮社 2,970

読売新聞: 11/24 朝刊 9 冊
楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集 ルシア・ベルリン 講談社 2,860
ことばの番人 髙橋秀実 集英社インターナショナル 1,980
黄昏の光 吉田健一松浦寿輝 草思社 2,860
アジア・ファースト 新・アメリカの軍事戦略 エルブリッジ・A・コルビー 文春新書 990
ソーンダーズ先生の小説教室 ロシア文学に学ぶ書くこと、読むこと、生きること ジョージ・ソーンダーズ フィルムアート社 3,630
ヨーロッパ近世史 岩井淳 ちくま新書 1,210
思春期心性とサブカルチャー 現代の臨床現場から見えてくるもの 岩宮恵子 遠見書房 1,980
責任 浅野皓生 KADOKAWA 1,870
動物と自然に感動する地図帖 地球も生物もすごい!と驚く100テーマ マイク・ヒギンズ 日経ナショナル ジオグラフィック 2,420 

以上

 

藤井聡太に会いに、第37期竜王戦の大盤解説会に行きました。

11月15・16日は、竜王戦の第4局が大阪府茨木市で行われました。

私、藤井聡太のデビューからずっと追っかけをしていますが、いつも映像やライブで接しているだけで、実物とはまだ一度も会ったことがなかったのでした。

今般、茨木市の大きなホール(昨年完成)での大盤解説会があると知り、ダメもとでネットでの抽選に応募したら入場チケットをゲットしました(S席3000円×2)。

対局場は同じホールの別室でしたので、対局が終われば必ず大ホールにあいさつに来てくれるはずだと信じている観衆1200人と、大盤解説会を楽しみました。

結果は、残念ながら藤井竜王が負け、対戦成績が2勝2敗となりましたが、お目当てのナマ藤井聡太君が対局後に大ホールにあいさつに来てくれました。

上のスナップは、あいさつ中の藤井竜王で、その左が挑戦者の佐々木勇気八段(30)。

藤井竜王の右が、当日解説をしてくれた山崎隆之八段(43)、左端がご当地出身の佐々木下海法(みのり)女流初段(19)。この二人は、師匠が同じ森信雄七段で、同門の解説と聞き手ということで、地元の芸人さんと3人でとても和やかな会場の雰囲気を作ってくれ、半日を楽しく過ごせました。

会場には「観る将」専門でルールがどうにか分かる程度の人(わが妻)も少なくないと思ったのですが、「次の一手」を当てる抽選会や、山崎八段のエピソード(藤井聡太との6月の棋聖戦タイトル戦、あの矢内理絵子女流五段へのジョークの真相話、佐々木勇気八段の裏情報)などが楽しくて、良き時間を過ごせました。

それにしても、山崎八段は頭脳明晰・言語明晰・容姿端麗で、佐々木下海法女流初段は19歳の現役大学生にして女流棋士という才色兼備で、藤井と佐々木勇気両対局者も含めて、元天才少年少女の競演は眩しいものでした。

というわけで、藤井聡太竜王・名人とようやく対面できたという思い出記事でありました。竜王戦の防衛を祈っています。

負けたにもかかわらず、山崎八段のトークに微笑む藤井竜王・名人。

開場したばかりの大盤解説会場となったホール

戦い済んで、会場を後にする観戦ギャラリー。

 

今週の書評本 全93冊(2024/11/11~11/17 掲載分 週刊9誌&新聞4紙+クロワッサン+サライ+婦人公論)

 

毎週日曜日は、この一週間に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。

今週の書評本 (11/11~11/17 全93冊)

*表示凡例
掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数
書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上を表示)

サンデー毎日「遠回りの読書」: 11/24 号 2 冊
新しい天体 開高健 ちくま文庫 990
AIは「月が綺麗ですね」を理解できるか? 愛と人工知能を哲学する 岡本裕一朗 SB新書 990

女性自身「今週のあなたを開く本」: 11/26 号 4 冊
藍を継ぐ海 伊与原新 新潮社 1,760
透明な夜の香り 千早茜 集英社文庫 704
学力喪失 認知科学による回復への道筋 今井むつみ 岩波新書 1,276
アジフライの正しい食べ方 浅田次郎 小学館 1,870

女性セブン「セブンズライブラリー」: 11/28 号 4 冊
恋とか愛とかやさしさなら 一穂ミチ 小学館 1,760
別れを告げない ハン・ガン 白水社 2,750
エレジーは流れない 三浦しをん 双葉文庫 803
蔦屋重三郎 江戸を編集した男 田中優子 文春新書 1,100

週刊現代「日本一の書評」: 11/16・11/23 号 4 冊
またうど 村木嵐 幻冬舎 1,870
音のない理髪店 一色さゆり 講談社 1,980
私の最後の羊が死んだ 河崎秋子 小学館 1,650
国民健康保険料が高すぎる!保険料を下げる10のこと 笹井恵里子 中公新書ラクレ 1,012

週刊ポスト (今週号はお休み)

週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 11/21 号 12 冊
母親になって後悔してる、といえたなら 語りはじめた日本の女性たち 髙橋歩唯、依田真由美 新潮社 1,650
生殖記 朝井リョウ 小学館 1,870
憧れ写楽 谷津矢車 文藝春秋 1,980
日本の犯罪小説 杉江松恋 光文社 2,420
見てはいけない! ヤバい会社列伝 金田信一郎 東洋経済新報社 1,760
「方言コスプレ」の時代 ニセ関西弁から龍馬語まで 田中ゆかり 岩波現代文庫 1,650
就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差 近藤絢子 中公新書 968
夢の器 原民喜 初期幻想傑作集 原民喜 彩流社 2,420
ことばの番人 髙橋秀実 集英社インターナショナル 1,980
別れのサンバ  長谷川きよし 歌と人生 長谷川きよし、川井龍介 旬報社 1,870
ビギン・ザ・ビギン 日本ショウビジネス楽屋口 和田誠 中央公論新社 2,640
シャーロック・ホームズの世界 大図鑑 アンドルー・ライセット 河出書房新社 4,950

週刊文春「文春図書館」: 11/21 号 12 冊
さかさ星 貴志祐介 KADOKAWA 2,420
下山事件 封印された記憶 木田滋夫 中央公論新社 1,870
私の馬 川村元気 新潮社 1,870
ヴァイパーズ・ドリーム ジェイク・ラマー 扶桑社 1,320
ターングラス 鏡映しの殺人 ガレス・ルービン 早川書房 2,750
はじめての目標達成ノート 原田隆史 ディスカヴァー・トゥエンティワン 1,650
みんなを嫌いマン 狸太朗 講談献鹿社 1,815
老いぼれを燃やせ マーガレット・アトウッド 早川書房 3,080
潮来を、なぜイタコと読むのか 難読地名の謎 筒井功 河出書房新社 2,750
代替伴侶 白石一文 筑摩書房 1,870
柚木麻子のドラマななめ読み! 柚木麻子 フィルムアート社 1,980
テレビ 磁石 武田砂鉄、堀道広 光文社 1,980

週刊エコノミスト (今週号はお休み)

週刊東洋経済 (今週号はお休み)

朝日新聞: 11/16 朝刊 12 冊
水族館飼育員のキッカイな日常 なんかの菌 さくら舎 1,540
新自由主義教育の40年 「生き方コントロール」の未来形 児美川孝一郎 青土社 3,080
日本の選挙制度と1票の較差 川人貞史 東京大学出版会 5,060
神と銃のアメリカ極右テロリズム ブルース・ホフマン、ジェイコブ・ウェア みすず書房 4,950
新・新装版 三丁目が戦争です 筒井康隆 スローガン 2,970
国家はなぜ存在するのか ヘーゲル法哲学」入門 大河内泰樹 NHKブックス 1,650
とるに足りない細部 アダニーヤ・シブリー 河出書房新社 2,200
詩集 いのちの芽 大江満雄 岩波文庫 1,364
江戸川乱歩トリック論集 江戸川乱歩 中公文庫 1,430
魔女の檻 ジェローム・ルブリ 文春文庫 1,650
怪獣殺人捜査 殲滅特区の静寂 大倉崇裕 二見文庫 968
ポンコツ一家 にしおかすみこ 講談社 1,650

毎日新聞: 11/16 朝刊 7 冊
人形浄瑠璃の「近代」が始まったころ 海老根剛 和泉書院 2,420
ベル・ジャー シルヴィア・プラス 晶文社 2,750
食料危機の経済学 虚構性と高度消費社会 神門善久 ミネルヴァ書房 2,970
あのころの僕は 小池水音 集英社 1,760
死者の書・口ぶえ 折口信夫 岩波文庫 814
わたしはわたし。あなたじゃない。 10代の心を守る境界線「バウンダリー」の引き方 鴻巣麻里香 リトル・モア 1,980
ウクライナ映画完全ガイド ロシア帝国時代からマイダン革命以降の現代まで 梶山祐治 パブリブ 3,080

日本経済新聞: 11/16 朝刊 5 冊
青嵐の旅人(上・下) 天童荒太 毎日新聞出版 各2,090
眠れる進化 世界は革新【イノベーション】に満ちている アンドレアス・ワグナー 早川書房 2,970
「戦後」を読み直す 同時代史の試み 有馬学 中公選書 2,090
徳川海上権力論 小川雄 講談社選書メチエ 2,585
略奪される企業価値 ウィリアム・ラゾニック、ヤン―ソプ・シン 東洋経済新報社 3,740

読売新聞: 11/17 朝刊 10 冊
就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差 近藤絢子 中公新書 968
ホーボー・インド 蔵前仁一 産業編集センター 1,760
一場の夢と消え 松井今朝子 文藝春秋 2,420
金色夜叉 のぞゑのぶひさ、尾崎紅葉 幻冬舎 1,870
痩我慢の説 川勝徳重、藤枝静男 リイド社 1,430
二人の誘拐者 翔田寛 小学館 1,980
BEFORE・ラディカル・オーラル・ヒストリー 保苅実著作集BOOK1 生命あふれる大地 保苅実 図書出版みぎわ 2,860
東大ファッション論集中講義 平芳裕子 ちくまプリマー新書 990
鬼神の檻 西式豊 ハヤカワ文庫JA 1,342
牛乳から世界がかわる 酪農家になりたい君へ 小林国之 農山漁村文化協会 1,760

クロワッサン「BOOK」: 11/25 号 8 冊
わたしリセット 田嶋陽子 文春新書 1,100
私たちのおやつの時間 咲乃月音 宝島社文庫 850
いつも心は旅の途中 イ・ビョンリュル マガジンハウス 1,650
わたしたちが起こした嵐 アジア文芸ライブラリー ヴァネッサ チャン 春秋社 2,970
言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む 川添愛 東京大学出版会 1,870
妻の温泉 石川桂郎 講談社文芸文庫 2,200
一年前の猫 近藤聡乃 ナナロク社 2,200
ターングラス 鏡映しの殺人 ガレス・ルービン 早川書房 2,750

サライ「Book レビュー」: 12月 号 6 冊
妖怪を名づける 鬼魅の名は 香川雅信 吉川弘文館 1,980
偏愛的漢詩雑記帖 川合康三 大修館書店 2,420
しっぽ学 東島沙弥佳 光文社新書 946
虫・全史 1000京匹の誕生、進化、繁栄、未来 ティーブ・ニコルズ 日経ナショナル ジオグラフィック 3,960
アメリカ大統領と大統領図書館 豊田恭子 筑摩選書 1,980
現代調理道具論 おいしさ・美しさ・楽しさを最大化する 稲田俊輔 講談社 1,760

婦人公論「Book」: 12月 号 7 冊
野生生物は「やさしさ」だけで守れるか?命と向きあう現場から 朝日新聞取材チーム 岩波ジュニア新書 1,034
言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む 川添愛 東京大学出版会 1,870
11月そして12月 樋口有介 中央公論新社 1,980
人はどう悩むのか 久坂部羊 講談社現代新書 1,012
ショートケーキは背中から 平野紗季子 新潮社 1,870
老いぼれを燃やせ マーガレット・アトウッド 早川書房 3,080
日々初心、今がすべて この瞬間に心を込めて生きる 塩沼亮潤 三笠書房 1,760 

以上

今週の書評本 全99冊(2024/11/4~11/10 掲載分 週刊9誌&新聞4紙+ダ・ヴィンチ+LEE)

毎週日曜日は、この一週間に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。

今週の書評本 (11/4~11/10 全99冊)

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掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数
書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(回以上を表示)

サンデー毎日(今週号はお休み) 

女性自身 (今週号はお休み) 

女性セブン「セブンズライブラリー」: 11/21 号 5 冊
誘拐ジャパン 横関大 小学館 1,980
老後のお金が不安です! おひとりさまマンガ家の50代からの資金計画 なとみみわ 扶桑社 1,540
生殖記 朝井リョウ 小学館 1,870
もう別れてもいいですか 垣谷美雨 中公文庫 880
論理的思考とは何か 渡邉雅子 岩波新書 1,012

週刊現代 (今週号はお休み) 

週刊ポスト「ポスト・ブック・レビュー」: 11/22 号 10 冊
婚活マエストロ 宮島未奈 文藝春秋 1,760
異族 中上健次 講談社文芸文庫 3,850
坂本龍馬の映画史 谷川建司 筑摩選書 2,200
遊廓島心中譚 霜月流 講談社 1,980
代替伴侶 白石一文 筑摩書房 1,870
暖簾の紋章 社名とマークから読み解く企業の心 中憲現代書館 4,950
剛心 木内昇 集英社文庫 1,155
水底のスピカ 乾ルカ 中公文庫 990
象徴天皇の実像 「昭和天皇拝謁記」を読む 原武史 岩波新書 1,056
武士の介護休暇 日本は老いと介護にどう向きあってきたか 﨑井将之 河出新書 1,056

週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 11/14 号 12 冊
京に鬼の棲む里ありて 花房観音 新潮文庫 649
石灰工場 トーマス・ベルンハルト 河出書房新社 3,245
よむよむかたる 朝倉かすみ 文藝春秋 1,870
東京降りたことのない駅 本橋信宏 大洋図書 1,980
老人の知恵 田原総一朗養老孟司 毎日新聞出版 1,430
宿借りの星 酉島伝法 創元SF文庫 1,650
日本の果物はすごい 戦国から現代、世を動かした魅惑の味わい 竹下大学 中公新書 1,100
夏の葬列 山川方夫 集英社文庫 660
マル・エヴァンズ もうひとつのビートルズ伝説 ケネス・ウォマック シンコーミュージック 5,500
結局、人生最後に残る趣味は何か 林望 草思社 1,870
下山事件 封印された記憶 木田滋夫 中央公論新社 1,870
身辺整理 死ぬまでにやること 森永卓郎 興陽館 1,650

週刊文春「文春図書館」: 11/14 号 12 冊
コード・ブッダ 機械仏教史縁起 円城塔 文藝春秋 2,200
ニューヨーク精神科医の人間図書館 ナ・ジョンホ 柏書房 1,980
このドキュメンタリーはフィクションです田豊史 光文社 1,980
吉原面番所手控 戸田義長 朝日文庫 935
遊廓島心中譚 霜月流 講談社 1,980
23時のおつまみ研究所 小田真規子、スケラッコ ポプラ社 1,430
碧血の碑 赤神諒 小学館 1,980
つい昨日のできごと 父の昭和スケッチブック 小手鞠るい 平凡社 1,980
ネット怪談の民俗学 廣田龍平 早川新書 1,276
最高のウエディングケーキの作り方 古内一絵 中央公論新社 1,925
恐るべき新世代映画監督たち 山中瑶子 奥山大史 空音央 内山拓也 インタヴュー集 荒木重光 K&Bパブリッシャーズ 1,650
ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方 上出遼平 徳間書店 1,650

週刊エコノミスト「Book Review」: 11/12・11/19 号 7 冊
日本の女性のキャリア形成と家族 雇用慣行・賃金格差・出産子育て 永瀬伸子 勁草書房 5,940
ルポ フィリピンの民主主義 ピープルパワー革命からの40年 柴田直治 岩波新書 1,100
水と清潔 風呂、トイレ、水道の比較文化福田眞人 朝日選書 1,870
食料危機の経済学 虚構性と高度消費社会 神門善久 ミネルヴァ書房 2,970
さよなら、産後うつ 赤ちゃんを迎える家族のこころのこと 村上寛 晶文社 1,760
中国共産党vsフェミニズム 中澤穣 ちくま新書 968
恋愛社会学 多様化する親密な関係に接近する 高橋幸、永田夏来 ナカニシヤ出版 2,640

週刊東洋経済「話題の本」: 11/2・11/9 号 6 冊
消費者と日本経済の歴史 高度成長から社会運動、推し活ブームまで 満薗勇 中公新書 968
ハイブリッド・ヒューマンたち 人と機械の接合の前線から ハリー・パーカー みすず書房 3,300
人事と権力 日銀総裁ポストと中央銀行の独立 軽部謙介 岩波書店 2,750
オーウェル動物農場』を漫画で読む ジョージ・オーウェル , ベルナルディ・オディール いそっぷ社 1,760
妖怪を名づける 鬼魅の名は 香川雅信 吉川弘文館 1,980
本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む 走れメロス一房の葡萄杜子春・本棚 かまど、みくのしん 大和書房 1,760

朝日新聞: 11/9 朝刊 11 冊
人はどう老いるのか 久坂部羊 講談社現代新書 1,012
大石誠之助の生涯 ジョセフ・クローニン 編集グループSURE 3,300
選挙との対話 荻上チキ 青弓社 1,980
日本の分断はどこにあるのか スマートニュース・メディア価値観全国調査から検証する 池田謙一 勁草書房 4,290
透明マントのつくり方 究極の〝不可視〟の物理学 グレゴリー・J・グバー 文藝春秋 2,530
就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差 近藤絢子 中公新書 968
長寿期リスク 「元気高齢者」の未来 春日キスヨ 光文社新書 946
朝鮮植民地戦争 甲午農民戦争から関東大震災まで 愼蒼宇 有志舎 3,960
ナチズム前夜 ワイマル共和国と政治的暴力 原田昌博 集英社新書 1,320
明けても暮れても食べて食べて はらぺこめがね 筑摩書房 2,310
細かいところが気になりすぎて 橋本直 新潮社 1,650

毎日新聞 11/9 朝刊 8 冊
西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか エマニュエル・トッド 文藝春秋 2,860
ヒトラースターリン 独裁者たちの第二次世界大戦 ローレンス・リース みすず書房 6,050
モヤモヤする正義 感情と理性の公共哲学 ベンジャミン・クリッツァー 晶文社 2,860
統治される大学 知の囲い込みと民主主義の解体 駒込武 地平社 2,200
ソーシャル・キャピタル新論 日本社会の「理不尽」を分析する 稲葉陽東京大学出版会 4,290
たいのおかしら さくらももこ 集英社文庫 792
ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活 佐藤友理、落合加依子 小鳥書房 2,200
ゆうべのヒミツ 室井滋 小学館新書 1,540

日本経済新聞: 11/9 朝刊 5 冊
灰色のミツバチ アンドレイ・クルコフ 左右社 4,400
生殖記 朝井リョウ 小学館 1,870
アテンション・エコノミーのジレンマ 〈関心〉を奪い合う世界に未来はあるか 山本龍彦 KADOKAWA 2,970
制裁 国家による外交戦略の謎 ブルース・W・ジェントルスン 白水社 3,300
オタク文化フェミニズム 田中東子 青土社 2,420

読売新聞: 11/10 朝刊 9 冊
80歳、まだ走れる リチャード・アスクウィズ 青土社 2,860
資本主義の中で生きるということ 岩井克人 筑摩書房 2,420
ひとでなし 星野智幸 文藝春秋 3,190
もういいか 山田稔 編集工房ノア 2,530
小説列伝 トマス・パヴェル 水声社 4,950
救出の距離 サマンタ・シュウェブリン 国書刊行会 3,300
結局、人生最後に残る趣味は何か 林望 草思社 1,870
イスラエルパレスチナ ユダヤ教は植民地支配を拒絶する ヤコヴ・ラブキン 岩波書店 880
ニッポン獅子舞紀行 稲村行真 青弓社 2,640

ダ・ヴィンチ  12月 号 9 冊
「今月の絶対はずさない!プラチナ本」:
イッツ・ダ・ボム 井上先斗 文藝春秋 1,650
「こんげつのブックマークEX」:
罪名、一万年愛す 吉田修一 KADOKAWA 1,980
富士山 平野啓一郎 新潮社 1,870
ナチュラルボーンチキン 金原ひとみ 河出書房新社 1,760
よむよむかたる 朝倉かすみ 文藝春秋 1,870
恋とか愛とかやさしさなら 一穂ミチ 小学館 1,760
さくらのまち 三秋縋 実業之日本社 1,980
寺地はるな NHK出版 1,870
選択 岩谷翔吾横浜流星 幻冬舎 1,760

LEE  「Books」: 12月 号 5 冊
さいわい住むと人のいう 菰野江名 ポプラ社 1,870
ようやくカナダに行きまして 光浦靖子 文藝春秋 1,595
さすがに日本は、戦争なんてしないですよね⁉ そもそも戦争ってなんですか? 西谷修 東京新聞出版 1,760
ことばの番人 髙橋秀実 集英社インターナショナル 1,980
ふつうの軽音部 1~4 出内テツオ、クワハリ 小学館 715~770 

以上

犯罪ファミリードラマ「オザークへようこそ」全44話、一気に楽しみました!

ドラマ「オザークへようこそ」Netflixオリジナル)、4シーズン全44話、見終わりました。

どなたかのYouTubeチャンネルの「おすすめNetflixドラマ」を参考に視聴しましたが、とても面白かったです。

私がNetflixに加入したのが2020年6月で、世界中にコロナがまん延し、Netflixへの加入件数が空前絶後の数値を出していた頃でした。AmazonPrimeで1話だけ無料だったブレイキング・バッドを最後まで見るために、Netflixに加入したのでした。

「オザークへようこそ」は、その「ブレイキング・バッド」を上品に加工した(それでも+16指定)同類のドラマだということで夫婦二人で見始めました。

食後に1~2話くらい視るというペースで1か月くらいで、ほぼぶっ続けで見ているにもかかわらず、ストーリーの繋がりや登場人物の名前や設定を忘れがちなお互いを補いながら、44話を完走いたしました。

日中は、ドジャースポストシーズンも同時並行で愉しんでいたのですが、このドラマの主演を務めたジェイソン・ベイトマンドジャースタジアムでの姿もアップで映し出されて「あっ」と思ったりもしていました。

 

《シカゴで暮らしていたファイナンシャルプランナーの男は、ある日突然、家族を連れてミズーリ州のリゾート地オザークへと移住する。彼は秘密裏にメキシコの麻薬組織の下で働き、ボスの怒りを鎮めるため、多額の資金洗浄を企んでいた。主演・製作はジェイソン・ベイトマン、主人公の妻役をローラ・リニーが演じる。》というのが配信会社が表しているあらすじです。

ドラマの中で主人公たちはマネー・ローンダリングのためにカジノを開帳するのですが、主人公たが「悪事の集大成はカジノなんだ」というセリフをつぶやくシーンが印象的で、このドラマ全体が「悪事の集大成」と呼ぶにふさわしいものでした。

タイトルのオザークとは、ミズーリ州オザーク市のことですが、ドラマはオザーク湖という巨大なダム湖とその沿岸の森林地帯を中心に展開していきます。

この人里離れたオザークと北東(1時の方向)800㎞に位置する大都市シカゴが、犯罪者にとっては実に好都合な配置にあって、犯罪者はこの二つの都市を車で頻繁に行き来します。

主人公である普通の家族バード一家はシカゴから来たよそ者でありながら、地域に根を張ることになります。

シカゴから移住してきたバード家、オザークのラングモア家とスネル家、メキシコの麻薬カルテル一家の4ファミリーを中心として、麻薬ビジネスで得た莫大な資金の洗浄と、それを摘発しようとするFBIを描いた犯罪ドラマであります。そのほか、さまざまなファミリーも登場しますので、犯罪「ファミリードラマ」と呼べなくもないかもしれません。

数えたわけではないですが10分に1度は登場人物たちが「F〇CK」と叫び、銃弾は毎エピソード発射されるし、44エピソードと同じくらい人も死ぬし(自然死も事故死も含まれる)、それでどこが「ブレイキング・バッド」より上品なのと言いたくなるのですが、主人公たちがいるバードファミリーがその品位をかろうじて保っているとも言えるでしょう(それでもかなりヤバイ一家ですが...)。

実は直近「地面師たち」(Netflixオリジナル)全7話を見たのですが、素材になった事件がショッキングだったことですでに完結してしまっていて、ハードな犯罪ドラマではあるのですが記事にするほどもないと感じてしまいました。

ということで、「オザークへようこそ」は44エピソードには世界の悪事の大半がこのドラマに詰まっていて、良い脚本とカメラと配役があるドラマだからこそ楽しめたのでした。

Netflixは料金が上がりましたが、月額890円(CMつき)のグレードがお買い得かもしれません。

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今週の書評本 全88冊(2024/10/28~11/3 掲載分 週刊9誌&新聞4紙)

毎週日曜日は、この一週間に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。

今週の書評本 (10/28~11/3 全88冊)

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書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(回以上を表示)

サンデー毎日「遠回りの読書」: 10/10・10/17 号 2 冊
老人は荒野をめざす 嵐山光三郎 ちくま文庫 968
仙人の桃 南伸坊 中央公論新社 3,300

女性自身「今週のあなたを開く本」: 10/12・10/19 号 4 冊
耳に棲むもの 小川洋子 講談社 1,980
人生後半、そろそろ仏教にふれよう 古舘伊知郎佐々木閑 PHP新書 1,144
生殖記 朝井リョウ 小学館 1,870
Jミステリー 2024 FALL 光文社文庫編集部 光文社文庫 1,320

女性セブン「セブンズライブラリー」: 11/14 号 5 冊
雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら 東畑開人 KADOKAWA 1,760
「特攻」の聲 隊員と遺族の八十年 宮本雅史 KADOKAWA 1,870
ナチュラルボーンチキン 金原ひとみ 河出書房新社 1,760
おひとり京都の晩ごはん 柏井壽 光文社知恵の森文庫 792
鯨鯢の鰓にかく 商業捕鯨 再起への航跡 山川徹 小学館 1,980

週刊現代「日本一の書評」: 11/9 号 4 冊
青姫 朝井まかて 徳間書店 2,200
さかさ星 貴志祐介 KADOKAWA 2,420
パンダ・パシフィカ 高山羽根子 朝日新聞出版 1,980
中学受験のリアル 宮本さおり インターナショナル新書 990

週刊ポスト「ポスト・ブック・レビュー」: 11/8・11/15 号 10 冊
だめになった僕 井上荒野 小学館 1,870
グレートリセット後の世界をどう生きるか 激変する金融、不動産市場 長嶋修 小学館新書 990
医療過誤弁護士 銀子 富永愛 経営書院 1,760
スメラミシング 小川哲 河出書房新社 1,870
家族 高嶋哲夫 角川春樹事務所 1,870
「特攻」の聲 隊員と遺族の八十年 宮本雅史 KADOKAWA 1,870
エレジーは流れない 三浦しをん 双葉文庫 803
嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか 鈴木忠平 文春文庫 1,298
小説にできること 藤谷治 ちくまプリマー新書 880
デジタル脳クライシス AI時代をどう生きるか 酒井邦嘉 朝日新書 990

週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 10/7 号 12 冊
私の馬 川村元気 新潮社 1,870
楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集 ルシア・ベルリン 講談社 2,860
さかさ星 貴志祐介 KADOKAWA 2,420
鯨鯢の鰓にかく 商業捕鯨 再起への航跡 山川徹 小学館 1,980
My Dream ジュリア 自叙伝 ジュリア ホーム社 1,870
サラゴサ手稿(上・下) ヤン・ポトツキ 創元ライブラリ 各1,320
エスノグラフィ入門 石岡丈昇 ちくま新書 1,056
第三の男 グレアム・グリーン ハヤカワepi文庫 770
漫画のカリスマ 白土三平つげ義春吾妻ひでお諸星大二郎 長山靖生 光文社新書 1,034
アジフライの正しい食べ方 浅田次郎 小学館 1,870
体験的女優論 鈴木敏夫 河出書房新社 2,640
編集を愛して アンソロジストの優雅な日々 松田哲夫 筑摩書房 2,090

週刊文春「文春図書館」: 10/7 号 10 冊
マン・カインド 藤井太洋 早川書房 2,420
積ん読の本 石井千湖 主婦と生活社 1,694
ウミガメを砕く 久栖博季 新潮社 2,200
山の王(上・下) アンデシュ・デ・ラ・モッツ 扶桑社 各1,375
復活の歩み リンカーン弁護士(上・下) マイクル・コナリー 講談社文庫 各1,100
日ソ戦争 帝国日本最後の戦い 麻田雅文 中公新書 1,415
カルトのことば なぜ人は魅了され、狂信してしまうのか アマンダ・モンテル 白揚社 2,640
耳に棲むもの 小川洋子 講談社 1,980
トランプvs.ハリス アメリカ大統領選の知られざる内幕 松本方哉 幻冬舎新書 1,100
傷ついた世界の歩き方 イラン縦断記 フランソワ=アンリ・デゼラブル 白水社 2,970

週刊エコノミスト(今週号はお休み)

週刊東洋経済「話題の本」: 10/26 号 7 冊
あいまいさに耐える ネガティブ・リテラシーのすすめ 佐藤卓己 岩波新書 1,012
経験バイアス ときに経験は思考決定の敵となる エムレ・ソイヤー, ロビン・M・ホガース他 白揚社 2,420
大統領たちの五〇年史 フォードからバイデンまで 村田晃嗣 新潮選書 1,980
「ハラスメント」の解剖図鑑 宮本剛志 誠文堂新光社 1,725
ナットとボルト 世界を変えた7つの小さな発明 ロマ・アグラワル 草思社 2,860
松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記 安野貴博 早川書房 1,980
言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか 今井むつみ 、秋田喜美 中公新書 1,056

朝日新聞: 11/2 朝刊 12 冊
センスの哲学 千葉雅也 文藝春秋 1,760
「それ」のあったところ《ビルケナウ》をめぐるゲルハルト・リヒターへの4通の手紙 ジョルジュ・ディディ=ユベルマン 新曜社 5,390
少数派の横暴 民主主義はいかにして奪われるか ティーブン・レビツキー 新潮社 2,970
さいわい住むと人のいう 菰野江名 ポプラ社 1,870
全員犯人、だけど被害者、しかも探偵 下村敦史 幻冬舎 2,090
神田伯山対談集 訊く! 神田伯山 集英社 1,980
未整理な人類 インベカヲリ☆ 生きのびるブックス 2,310
肥満の科学 ヒトはなぜ太るのか リチャード・J・ジョンソン NHK出版 2,530
わたしたちが光の速さで進めないなら キム・チョヨプ ハヤカワ文庫NV 1,100
もうひとつの街 ミハル・アイヴァス 河出文庫 1,210
灯台へ ヴァージニア・ウルフ 新潮文庫 935
Dr.カキゾエ歩く処方箋 垣添忠生 朝日新聞出版 1,980

毎日新聞: 11/2 朝刊 8 冊
コード・ブッダ 機械仏教史縁起 円城塔 文藝春秋 2,200
赤い小馬/銀の翼で スタインベック傑作選 ジョン・スタインベック 光文社古典新訳文庫 1,364
ほんのささやかなこと クレア・キーガン 早川書房 2,420
東大ファッション論集中講義 平芳裕子 ちくまプリマー新書 990
自然死(老衰)で逝くということ グループホーム「わたしの家」で父を看取る 三浦耕吉郎 新曜社 2,420
かわ 加古里子 福音館書店 1,100
私の絵日記 藤原マキ ちくま文庫 990
比較文学比較文化ハンドブック 今橋映子 東京大学出版会 3,190

日本経済新聞: 11/2 朝刊 5 冊
強い通貨、弱い通貨 宮崎成人 ハヤカワ新書 1,166
ダーウィンの隠された素顔 人間の動物性とは何か ピエール・ジュヴァンタン 法政大学出版局 3,960
世界の本当の仕組み バーツラフ・シュミル 草思社 2,860
死体と話す NY死体調査官が見た5000の死 バーバラ・ブッチャー 河出書房新社 2,640
歴史学はこう考える 松沢裕作 ちくま新書 1,034

読売新聞: 11/3 朝刊 9 冊
プーチンの帝国論 何がロシアを軍事侵攻に駆り立てたのか 石川陽平 日本経済新聞出版 2,640
神と銃のアメリカ極右テロリズム ブルース・ホフマン、ジェイコブ・ウェア みすず書房 4,950
朝と夕 ヨン・フォッセ 国書刊行会 2,420
日本半導体物語 パイオニアの証言 牧本次生 筑摩選書 1,925
解剖学者全史 学者とその書物でたどる5千年の歴史 コリン・ソールター グラフィック社 4,290
ロシアとは何ものか 過去が貫く現在 池田嘉郎 中公選書 2,200
偏愛的漢詩雑記帖 川合康三 大修館書店 2,420
その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか アグラヤ・ヴェテラニ河出書房新社 2,750
台湾鉄道 古庭維、CROTER 白水社 2,530 

以上