毎週日曜日は、この一週間(3/4~3/10)に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。
今週の書評本
*表示凡例
◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数
書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上を表示)
◆サンデー毎日「遠回りの読書」: 3/17 号 2 冊
みんなの〈青春〉思い出語りの50年史 石岡学 生きのびるブックス 2,310
「冒険・探検」というメディア 戦後日本の「アドベンチャー」はどう消費されたか 高井昌吏 法律文化社 3,630
◆女性自身「今週の本」: 3/19 号 4 冊
川のある街 江國香織 朝日新聞出版 1,870 ②
去年の冬、きみと別れ 中村文則 幻冬舎文庫 506
ブラック・ショーマンと覚醒する女たち 東野圭吾 光文社 1,980 ②
みどりいせき 大田ステファニー歓人 集英社 1,870 ③
◆女性セブン「セブンズライブラリー」: 3/21 号 5 冊
いつも心にケセラセラ 真矢ミキ 産業編集センター 2,090
成瀬は信じた道をいく 宮島未奈 新潮社 1,760 ④
冬に子供が生まれる 佐藤正午 小学館 1,980 ⑤
月下のサクラ 柚月裕子 徳間文庫 902
百人一首 編纂がひらく小宇宙 田淵句美子 岩波新書 968 ②
◆週刊現代 (今週号はお休み)
◆週刊ポスト「ポスト・ブック・レビュー」: 3/22 号 10 冊
八秒で跳べ 坪田侑也 文藝春秋 1,870 ③
街場の米中論 内田樹 東洋経済新報社 1,760 ③
本居宣長から教育を考える: 声・文字・和歌 榎本恵理 ぺりかん社 4,180
夜露がたり 砂原浩太朗 新潮社 1,925
鳥人王 額賀澪 光文社 1,760
当事者たちの証言で追う 北朝鮮・拉致問題の深層 鈴木拓也 朝日新聞出版 1,870
コーリング・ユー 永原皓 集英社文庫 770
僕の神さま 芦沢央 角川文庫 814
人間はどこまで家畜か: 現代人の精神構造 熊代亨 ハヤカワ新書 1,078
ウマは走る ヒトはコケる-歩く・飛ぶ・泳ぐ生物学 本川達雄 中公新書 1,100
◆週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 3/14 号 12 冊
夜露がたり 砂原浩太朗 新潮社 1,925 ②
この村にとどまる マルコ・バルツァーノ 新潮クレスト・ブックス 2,365 ②
ここはすべての夜明けまえ 間宮改衣 早川書房 1,430
松本清張の昭和史 保阪正康 中央公論新社 2,420
散歩哲学 よく歩き、よく考える 島田雅彦 ハヤカワ新書 1,078
知能侵蝕 1 林譲治 ハヤカワ文庫JA 1,100
漫画の未来 明日は我が身のデジタル・ディスラプション 小川悠介 光文社新書 946
猫語の教科書 ポール・ギャリコ ちくま文庫 660
カワセミ都市トーキョー「幻の鳥」はなぜ高級住宅街で暮らすのか 柳瀬博一 平凡社新書 1,210 ②
物語としての旧約聖書 人類史に何をもたらしたのか 月本 昭男 NHKブックス 1,980
所有論 鷲田清一 講談社 3,300
聞き出す力 FINAL 吉田 豪 ホーム社 1,540
◆週刊文春「文春図書館」: 3/14 号 10 冊
秘密の花園 朝井まかて 日本経済新聞出版 2,200 ②
顔に取り憑かれた脳 中野珠実 講談社現代新書 1,078 ②
ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義 岡真理 大和書房 1,540 ②
燎原の死線(上・下) ライアン・ステック 扶桑社 各1,430
内なる罪と光 ジョアン・トンプキンス ハヤカワミステリ文庫 1,848
さみしい夜にはペンを持て 古賀史健、ならの ポプラ社 1,650 ③
韓国建国に隠された左右対立悲史 1945年、26日間の独立 吉倫亨 株式会社ハガツサ 2,750 ③
みどりいせき 大田ステファニー歓人 集英社 1,870 ④
なぜ『異世界もの』の主人公には男友達がいないのか? 小林奨 彩図社 1,430
はじめから国宝、なんてないのだ。 感性をひらいて日本美術を鑑賞する 小林泰三、新月ゆき 光文社 1,760 ②
◆週刊エコノミスト「Book Review」: 3/12 号 6 冊
低PBR株の逆襲 菊地正俊 日本実業出版社 1,870
台湾の半世紀 民主化と台湾化の現場 若林正丈 筑摩選書 2,090 ②
すくえた命 太宰府主婦暴行死事件 テレビ西日本 塩塚陽介 幻冬舎 1,870 ③
中小企業・スタートアップを読み解く: 伝統と革新,地域と世界 加藤厚海, 福嶋路 有斐閣 2,640
罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法 小林祐児 インターナショナル新書 1,012
戦狼中国の対日工作 安田峰俊 文春新書 1,045
◆週刊東洋経済「話題の本」: 3/2 号 6 冊
いのちの言の葉 やまゆり園事件・植松聖死刑囚へ生きる意味を問い続けた60通 最首悟 春秋社 1,980
民主主義へのオデッセイ 私の同時代政治史 山口二郎 岩波書店 3,410
なぜ日本は原発を止められないのか? 青木美希 文春新書 1,210
「働き手不足1100万人」の衝撃 古屋星斗、リクルートワークス研究所 プレジデント社 1,750
経済学オンチのための現代経済学 ダイアン・コイル 筑摩書房 2,860
行為主体性の進化 生物はいかに「意思」を獲得したのか マイケル・トマセロ 白揚社 3,410
◆朝日新聞: 3/9 朝刊 15 冊
隆明だもの ハルノ宵子 晶文社 1,870 ④
温泉旅行の近現代 高柳友彦 吉川弘文館 1,870 ②
戦後政治と温泉 箱根、伊豆に出現した濃密な政治空間 原武史 中央公論新社 2,200 ⑤
暴力とポピュリズムのアメリカ史 ミリシアがもたらす分断 中野博文 岩波新書 1,034
ハリケーンの季節 フェルナンダ・メルチョール 早川書房 3,410 ③
うつ病 隠された真実 逃れるための本当の方法 ヨハン・ハリ 作品社 3,520
科博と科学 地球の宝を守る 篠田謙一 ハヤカワ新書 1,056
中学数学で磨く数学センス 数と図形に強くなる新しい勉強法 花木良 講談社ブルーバックス 1,100
戦争語彙集 オスタップ・スリヴィンスキー 岩波書店 2,200 ④
著作権はどこへいく? 活版印刷からクラウドへ ポール・ゴールドスタイン 勁草書房 3,300
カワセミ都市トーキョー「幻の鳥」はなぜ高級住宅街で暮らすのか 柳瀬博一 平凡社新書 1,210 ③
最後の適当日記(仮) 高田純次 ダイヤモンド社 1,430
夏目漱石ファンタジア 零余子 ファンタジア文庫 792
お梅は呪いたい 藤崎翔 祥伝社文庫 792
スペース金融道 宮内悠介 河出文庫 968
◆毎日新聞: 3/9 朝刊 8 冊
脳を開けても心はなかった 正統派科学者が意識研究に走るわけ 青野由利 築地書館 2,640
悪なき殺人 コラン・ニエル 新潮文庫 935 ②
冬に子供が生まれる 佐藤正午 小学館 1,980 ⑥
「むなしさ」の味わい方 きたやまおさむ 岩波新書 1,012 ②
エラスムス 闘う人文主義者 高階秀爾 筑摩選書 1,760
洟をたらした神 吉野せい 中公文庫 692
推し問答!あなたにとって「推し活」ってなんですか? 藤谷千明 東京ニュース通信社 1,650
分断されないフェミニズム ほどほどに、誰かとつながり、生き延びる 荒木菜穂 青弓社 2,640
◆読売新聞: 3/10 朝刊 9 冊
森林通信 鷗外とベルリンに行く 伊藤比呂美 春陽堂書店 1,980
戦史の余白 三十年戦争から第二次大戦まで 大木毅 作品社 2,200
心理学を遊撃する 再現性問題は恥だが役に立つ 山田祐樹 ちとせプレス 2,860
マーリ・アルメイダの七つの月(上・下) シェハン・カルナティラカ 河出書房新社 2,970、3,080
冷戦史(上・下) 青野利彦 中公新書 990、968 ②
ルソーからの問い、ルソーへの問い 実存と補完のはざまで 熊谷英人 吉田書店 4,180
エルメス スカーフの魅力とその物語 ライア・ファラン・グレイヴス 原書房 3,850
みどりいせき 大田ステファニー歓人 集英社 1,870 ⑤
世界奇想美術館 異端・怪作・贋作でめぐる裏の美術史 エドワード・ブルック=ヒッチング 日経ナショナルジオグラフィック社 3,850
◆クロワッサン「BOOK」: 3/25 号 8 冊
列 中村文則 講談社 1,540 ⑥
蛸足ノート 穂村弘 中央公論新社 1,980 ②
二人キリ 村山由佳 集英社 2,310 ③
オリンピア デニス・ボック 北烏山編集室 2,750 ②
人間国宝という生き方: 工芸の匠30人 渡辺紀子 淡交社 3,520
小山さんノート 小山さんノートワークショップ エトセトラブックス 2,640 ⑤
歩山録 上出遼平 講談社 1,870 ③
注文に時間がかかるカフェ たとえば「あ行」が苦手な君に 大平一枝 ポプラ社 1,980 ②
◆ダ・ヴィンチ 4月 号 6 冊
「今月の絶対はずさない!プラチナ本」
パッキパキ北京 綿矢りさ 集英社 1,595 ⑨
「こんげつのブックマークEX」
板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh 原田 マハ 幻冬舎 1,760
殺める女神の島 秋吉 理香子 KADOKAWA 1,760
国歌を作った男 宮内 悠介 講談社 1,980
東京都同情塔 九段理江 新潮社 1,870 ⑤
令和元年の人生ゲーム 麻布競馬場 文藝春秋 1,650
◆サライ 4月号
(今月号の書評はお休み)
以上