しあわせの径~本とアートと音楽と

読書、アート、音楽、映画・ドラマ・スポーツなどについてさくっと語ります

今週の書評本 全90冊(週刊10誌&新聞 3紙 1/23~1/29 掲載分)

毎週日曜日は、この一週間に週刊誌などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPをご覧ください。

今週の書評本

表示凡例
掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数
書籍タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの)

週刊朝日「週刊図書館」: 2/3 号 6 冊
ワンダーランド急行 荻原浩 日本経済新聞出版 2,090
虹の涯 戸田義長 東京創元社 1,870
諦念後 男の老後の大問題 小田嶋隆 亜紀書房 1,760
この世界の問い方 普遍的な正義と資本主義の行方 大澤真幸 朝日新書 1,001
ウクライナ戦争 小泉悠 ちくま新書 946
三千円の使いかた 原田ひ香 中公文庫 770

サンデー毎日「遠回りの読書」: 2/5 号 2 冊
湯あがりみたいに、ホッとして 塩谷歩波 双葉社 1,705
ポエトリー・ドッグス 斉藤倫 講談社 1,760

女性自身「今週の本」: 2/7 号 4 冊
老害の人 内館牧子 講談社 1,760
大江健三郎全小説 第1巻 大江健三郎 講談社 6,380
タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース 窪美澄 筑摩書房 1,540
絶縁 村田沙耶香, アルフィアン・サアット他 小学館 2,200

女性セブン「セブンズライブラリー」: 2/9 号 4 冊
コロナの夜明け 岡田晴恵 KADOKAWA 1,760
踏切の幽霊 高野和明 文藝春秋 1,870
まぬけなこよみ 津村記久子 朝日文庫 979
同調圧力のトリセツ 鴻上尚史中野信子 小学館新書 990

週刊現代「日本一の書評」: (今週号は休刊)

週刊ポスト「ポスト・ブック・レビュー」: 2/3 号 10 冊
木挽町のあだ討ち 永井紗耶子 新潮社 1,870
ゾンビ3.0 石川智健 講談社 1,650
日蓮誕生 いま甦る実像と闘争 江間浩人 論創社 2,420
書楼弔堂 待宵 京極夏彦 集英社 2,310
ある愛の寓話 村山由佳 文藝春秋 1,870
逃亡の書 西へ東へ道つなぎ 前川仁之 小学館 1,980
片をつける 越智月子 ポプラ文庫 770
fishy 金原ひとみ 朝日文庫 814
パワハラ上司を科学する 津野香奈美 ちくま新書 990
地図記号のひみつ 今尾恵介 中公新書ラクレ 968

週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 2/2 号 12 冊
「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダーアイデンティティにまつわる捏造のすべて ヘレン・プラックローズ, ジェームズ・リンゼイ 早川書房 3,630
一日三秋 劉震雲 早川書房 2,860
首ざむらい 世にも快奇な江戸物語 由原かのん 文藝春秋 1,980
人類初の南極越冬船 ベルジカ号の記録 ジュリアン・サンクトン パンローリング 2,200
アマルティア・セン回顧録(上・下) アマルティア・セン 勁草書房 各2,970
生きていく絵 アートが人を〈癒す〉とき 荒井裕樹 ちくま文庫 990
不倫 実証分析が示す全貌 五十嵐彰、迫田さやか 中公新書 902
さらば愛しき女よ レイモンド・チャンドラー ハヤカワ・ミステリ文庫 924
じゃむパンの日 赤染晶子 palmbooks 1,980
旅行鞄のガラク 伊集院静 小学館 1,870
兜町(しま)の男 清水一行と日本経済の80年 黒木亮 毎日新聞出版 2,420
先輩の本棚 CATALOGUE of GIFT BOOKS 2023 文化通信社 1,100

週刊文春「文春図書館」: 2/2 号 10 冊
笑い神 M-1、その純情と狂気 中村計 文藝春秋 1,980
江戸一新 門井慶喜 中央公論新社 1,980
寿命が尽きるか、金が尽きるか、それが問題だ こかじさら WAVE出版 1,650
黒真珠-恋愛推理レアコレクション 連城三紀彦 中公文庫 990
11文字の檻 青崎有吾短編集成 青崎有吾 創元推理文庫 792
にゃんこ大戦争でまなぶ!47都道府県 ポノス株式会社、梅澤真一 KADOKAWA 1,650
本屋で待つ 佐藤友則、島田潤一郎 夏葉社 1,760
青いパステル画の男 アントワーヌ・ローラン 新潮クレストブックス 1,870
黒い海 船は突然、深海へ消えた 伊澤理江 講談社 1,980
バブルの王様 森下安道 日本を操った地下金融 森功 小学館 2,090

週刊エコノミスト「Book Review」: 1/31 号 6 冊
中国のシャドーバンキング 形成の歴史と今後の課題 李立栄 早稲田大学出版部 4,400
最後の無頼派作家 梶山季之 大下英治 さくら舎 2,200
アフター・アベノミクス 異形の経済政策はいかに変質したのか 軽部謙介 岩波新書 968
プライシングの技法 下寛和 日経BP 1,980
女たちのレボリューション ロシア革命1905~1917 ジュディ・コックス 作品社 2,640
歴史から学ぶ 相続の考え方 神山敏夫 集英社新書 1,078

週刊東洋経済「話題の本」: 1/28 号 4 冊
働く母親と階層化 仕事・家庭教育・食事をめぐるジレンマ 額賀美紗子、藤田結子 勁草書房 2,750
ゲノム編集の世紀: 「クリスパー革命」は人類をどこまで変えるのか ケヴィン・デイヴィス 早川書房 4,180
デモクラシーの現在地 アメリカの断層から 青山直篤 みすず書房 2,970
日本の戦略力 同盟の流儀とは何か 進藤榮一 筑摩選書 2,090

朝日新聞: 1/28 朝刊 15 冊
教養としての「ラテン語の授業」古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流 ハン・ドンイル ダイヤモンド社 1,980
灰燼のなかから 20世紀ヨーロッパ史の試み (上・下) コンラート・H・ヤーラオシュ 人文書院 各6,050
東ドイツ ある家族の物語 マクシム・レオ アルファベータブックス 2,750
「地域の価値」をつくる 倉敷・水島の公害から環境再生へ 石田正也 東信堂 1,980
金融人類学への誘い トレーダーたちの日本と夢の終わり 宮崎広和 水声社 3,520
「おふくろの味」幻想 誰が郷愁の味をつくったのか 湯澤規子 光文社新書 1,034
ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由 古屋星斗 中公新書ラクレ 990
貸本屋おせん 高瀬乃一 文藝春秋 1,980
異種移植 医療は種の境界を超えられるか 山内一也 みすず書房 3,300
流されて生きる生き物たちの生存戦略 驚きの渓流生態系 吉村真由美 築地書館 2,640
琉球切手を旅する 与那原恵 中央公論新社 2,090
K-POPバックステージパス 古家正亨 イースト・プレス 1,650
11文字の檻 青崎有吾短編集成 青崎有吾 創元推理文庫 792
絞首商會 夕木春央 講談社文庫 1,111
七つの裏切り ポール・ケイン 扶桑社ミステリー 990

毎日新聞: 1/28 朝刊 8 冊
千年の歓喜と悲哀 アイ・ウェイウェイ自伝 艾未未 KADOKAWA 2,970
親愛なるレニー レナード・バーンスタインと戦後日本の物語 吉原真里 アルテスパブリッシング 2,750
笑い神 M-1、その純情と狂気 中村計 文藝春秋 1,980
戦国日本の生態系 庶民の生存戦略を復元する 高木久史 講談社選書メチエ 2,200
地形で見る江戸・東京発展史 鈴木浩三 ちくま新書 1,100
せとうちたいこさん デパートいきタイ 長野ヒデ子 童心社 1,430
馬鹿ブス貧乏な私たちが生きる新世界無秩序の愛と性 藤森かよこ KKベストセラーズ 1,760
国商 最後のフィクサー葛西敬之 森功 講談社 1,980

読売新聞: 1/29 朝刊 9 冊
子どもの言いごと 斎藤たま 論創社 2,860
宗教者は病院で何ができるのか 非信者へのケアの諸相 森田敬史、打本弘祐、山本佳世子 勁草書房 2,970
モーツァルトの至高性 音楽に架かるバタイユの思想 酒井健 青土社 4,180
世界を支配する人々だけが知っている10の方程式 デイヴィッド・サンプター 光文社 2,420
古代マケドニア国史研究 フィリッポス二世のギリシア征服 澤田典子 東京大学出版会 12,100
NUDGE 実践 行動経済学 完全版 リチャード・セイラー、キャス・サンスティー日経BP 2,530
琉球切手を旅する 与那原恵 中央公論新社 2,090
旅する漱石と近代交通: 鉄道・船・人力車 小島英俊 平凡社新書 1,034
ウクライナに愛をこめて ウクライナ美術への招待 海野弘 パイインターナショナル 2,750

以上

今週の書評本 全102冊(週刊10誌&新聞 3紙 1/16~1/22 掲載分)

毎週日曜日は、この一週間に週刊誌などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPをご覧ください。

今週の書評本

表示凡例
掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数
書籍タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの)

週刊朝日「週刊図書館」: 1/27 号 6 冊
ルポ 動物園 佐々木央 ちくま新書 1,034
彼女はマリウポリからやってきた ナターシャ・ヴォーディン 白水社 3,080
絶縁 村田沙耶香, アルフィアン・サアット他 小学館 2,200
情報パンデミック あなたを惑わすものの正体 読売新聞大阪本社社会部 中央公論新社 1,870
洋装の日本史 刑部芳則 インターナショナル新書 1,089
沼にはまる人々 沢木文 ポプラ新書 990

サンデー毎「遠回りの読書」: 1/29 号 2 冊
裸で泳ぐ 伊藤詩織 岩波書店 1,760
祝宴 温又柔 新潮社 1,650

女性自身「今週の本」: 1/31 号 4 冊
青木きららのちょっとした冒険 藤野可織 講談社 1,760
臆病者の自転車生活 安達茉莉子 亜紀書房 1,760
成熟スイッチ 林真理子 講談社現代新書 924
百万本のバラ物語 加藤登紀子 光文社 1,760

女性セブン「セブンズライブラリー」: 2/2 号 5 冊
それでも食べて生きてゆく 東京の台所 大平一枝 毎日新聞出版 1,870
香港少年燃ゆ 西谷 格 小学館 1,980
秋雨物語 貴志祐介 KADOKAWA 1,870
破局 遠野遥 河出文庫 693
成熟スイッチ 林真理子 講談社現代新書 924

週刊現代「日本一の書評」: 1/28 号 7 冊
木挽町のあだ討ち 永井紗耶子 新潮社 1,870
ワンダーランド急行 荻原浩 日本経済新聞出版 2,090
バールの正しい使い方 青本雪平 徳間書店 2,090
「おふくろの味」幻想~誰が郷愁の味をつくったのか 湯澤規子 光文社新書 1,034
兜町(しま)の男 清水一行と日本経済の80年 黒木亮 毎日新聞出版 2,420
恩送り 泥濘の十手 麻宮好 小学館 1,870
私の夢はスイスで安楽死 難病に侵された私が死に救いを求めた三十年 くらんけ 彩図社 1,540

週刊ポスト「ポスト・ブック・レビュー」: 1/27 号 10 冊
名探偵のままでいて 小西マサテル 宝島社 1,540
映画の香気-私のシネマパラダイス- 荒木正也 Echelle-1 2,420
田中耕太郎 闘う司法の確立者、国際法の探究者 牧原出 中公新書 1,034
ワンダーランド急行 荻原浩 日本経済新聞出版 2,090
江戸一新 門井慶喜 中央公論新社 1,980
兜町(しま)の男 清水一行と日本経済の80年 黒木亮 毎日新聞出版 2,420
できたてごはんを君に。 行成薫 集英社文庫 726
オカシナ記念病院 久坂部羊 角川文庫 814
流山がすごい 大西康之 新潮新書 858
総合商社とはなにか 最強のビジネス創造企業 猿島弘士 平凡社新書 1,012

週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 1/26 号 11 冊
ワイン知らず マンガ知らず エティエンヌ・ダヴォドー サウザンブックス 3,300
絶縁 村田沙耶香, アルフィアン・サアット他 小学館 2,200
名探偵のままでいて 小西マサテル 宝島社 1,540
電線の恋人 石山蓮華 平凡社 2,090
世界金玉考 西川清史 左右社 1,980
フォワード 未来を視る6つのSF ブレイク クラウチ, ベロニカ ロス他 ハヤカワ文庫SF 1,364
自由な社会をつくる経済学 岩田規久男、 柿埜真吾 読書人 1,210
更に、古くて素敵なクラシック レコードたち 村上春樹 文藝春秋 2,750
虚ろな革命家たち 連合赤軍森恒夫の足跡をたどって 佐賀旭 集英社 2,200
広告の仕事~広告と社会、希望について 杉山恒太郎 光文社新書 968
新幹線全車種コンプリートビジュアルガイド 増補改訂版 レイルウェイズ グラフィック グラフィック社 2,750

週刊文春「文春図書館」: 1/26 号 10 冊
「俳優」の肩ごしに 山﨑努 日経BP 650
踏切の幽霊 高野和明 文藝春秋 1,870
木挽町のあだ討ち 永井紗耶子 新潮社 1,870
湖は知っている サンドラ・ブラウン 集英社文庫 1,430
ダーク・アワーズ(上・下) マイクル・コナリー 講談社文庫 各990円
瓢箪から人生 夏井いつき 小学館 1,485
ギフテッド 藤野恵美 光文社 1,980
苦しいとき脳に効く動物行動学 ヒトが振り込め詐欺にひっかかるのは本能か? 小林朋道 築地書館 1,760
カプチーノ・コースト 片瀬チヲル 講談社文庫 1,650
諦念後 男の老後の大問題 小田嶋隆 亜紀書房 1,760

週刊エコノミスト「Book Review」: 1/24 号 6 冊
THE WORLD FOR SALE 世界を動かすコモディティー・ビジネスの興亡 ハビアー・ブラス, ジャック・ファーキー 日本経済新聞出版 3,080
行動経済学の処方箋-働き方から日常生活の悩みまで 大竹文雄 中公新書 924
武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別 藤田早苗 集英社新書 1,100
外国人材が中小企業を救う 米山伸郎 晃洋書房 2,420
水道を救え 加藤崇 新潮新書 858
オックスフォード哲学者奇行 児玉聡 明石書店 2,420

週刊東洋経済「話題の本」: 1/21 号 5 冊
経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術 小野壮彦 フォレスト出版 1,980
暴力のエスノグラフィー 産業化された屠殺と視界の政治 ティモシー・パチラット 明石書店 3,080
雇用か賃金か 日本の選択 首藤若菜 筑摩選書 1,650
「断絶」のアメリカ、その境界線に住む ペンシルベニア州ヨークからの報告 大島隆 朝日新聞出版 1,870
アマゾン探検記 (世界探検全集 06) ウィリアム・ルイス・ハーンドン 河出書房新社 2,530

朝日新聞: 1/21 朝刊 19 冊
成熟スイッチ 林真理子 講談社現代新書 924
先住民とアメリカ合衆国近現代史 ロクサーヌ・ダンバー=オルティス 青土社 3,080
私たちの歴史を癒すということ ワイタンギ条約の課題 ロバート・コンセダイン 影書房 3,520
ジャクソンひとり 安堂ホセ 河出書房新社 1,540
絶筆 石原慎太郎 文藝春秋 1,650
ワンダーランド急行 荻原浩 日本経済新聞出版 2,090
笑え!ドイツ民主共和国 東ドイツ・ジョークでわかる歴史と日常 伸井太一 教育評論社 1,980
ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた 斎藤幸平 KADOKAWA 1,650
ネオ・ダダの逆説 反芸術と芸術 菅章 みすず書房 6,050
対論 1968 笠井潔 , 絓秀実 集英社新書 1,100
ゼロからの『資本論 斎藤幸平 NHK出版新書 1,023
笑い神 M-1、その純情と狂気 中村計 文藝春秋 1,980
ミセス・ハリス、パリへ行く ポール・ギャリコ 角川文庫 990
嫉妬/事件 アニー・エルノー ハヤカワepi文庫 1,188
ブラッドラッド(上・下) ティモシー・スナイダー ちくま学芸文庫 各1,760
カオスゲーム(1) 山嵜大輝 講談社現代新書 792
うま 馬に乗ってこの世の外へ 井上ひさし 集英社新書 1,870
まあたらしい一日 いしいしんじ BL出版 2,420
ヤラセと情熱 水曜スペシャル川口浩探検隊」の真実 プチ鹿島 双葉社 1,980

毎日新聞: 1/21 朝刊 8 冊
中国パンダ外交史 家永真幸 講談社選書メチエ 1,760
ネオ・ダダの逆説 反芸術と芸術 菅章 みすず書房 6,050
綿の帝国 グローバル資本主義はいかに生まれたか スヴェン・ベッカート 紀伊國屋書店 4,950
スギと広葉樹の混交林 蘇る生態系サービス 清和研二 農山漁村文化協会 2,750
首相が撃たれた日に ウズィ・ヴァイル 河出書房新社 3,190
モモ ミヒャエル・エンデ 岩波新書 880
天幕のジャードゥーガル トマトスープ 秋田書店 660
残留兵士の群像 彼らの生きた戦後と祖国のまなざし 林英一 新曜社 3,740

読売新聞: 1/22 朝刊 9 冊
笑い神 M-1、その純情と狂気 中村計 文藝春秋 1,980
いくつになってもぬいぐるみ愛 幸せの日々のために 原敬彩流社 1,980
長距離漫画家の孤独 通常版 エイドリアン・トミネ 国書刊行会 3,960
徳富蘇峰 人と時代 和田守著、伊藤彌彦編 萌書房 4,400
全ての叡智はローマから始まった 今も生きるローマ人の発想力 藤谷道夫 さくら舎 2,200
水 本の小説 北村薫 新潮社 1,925
グッゲンハイムの謎 ロビン・スティーヴンス、シヴォーン・ダウド 東京創元社 2,090
司馬遼太郎の時代 歴史と大衆教養主義 福間良明 中公新書 990
真鍋博 本の本 五味俊晶 パイインターナショナル 3,520

以上

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校正の仕事が好きでタフでなければ...牟田都子著「文にあたる」を読みました

文にあたる    牟田 都子    亜紀書房

今年の大学共通テスト(世界史)の問題で、科挙の「挙」を「拳」の字にして「科拳」と印刷してしまった誤植があったそうです。よく似た字ですが「科拳」では意味をなしません。「科挙」だと解っているのにこの問題がノーカウントになるのは、受験生にとってはやるせないことですが、テスト事務局や出題者や印刷の担当者もその1字に心を痛めていることでしょう。

さて、昨夏に出版され新聞や雑誌の書評欄に頻繁に取り上げられていた「文にあたる」を読みました。書いたのは牟田都子というフリーの校正者で、著者の深いキャリアに基いた校正にまつわるエッセイが綴られています。

私は読む速度が遅くて、そのせいか時々誤植を発見します。確か去年に新刊で見つけた場合は、そのことを出版社に連絡しようかと思ったのですが、もうだれかが連絡してるだろうとスルーしてしまいました。読み手からすれば大したことではない誤植でしたが、校正に携わっている人にとっては、痛恨と屈辱の誤植なのだろうと、本書を読んであらためて思いました。

校正というのは誤植を発見するだけではないことは知ってるつもりでしたが、そこまでする?という事例が多くあって、大変な仕事だなあ認識しました。

本書に紹介された印象的なエピソードを一つ紹介。

福岡伸一のベストセラー「生物と無生物のあいだ 」の冒頭に、NYのハドソン川を往く船上から見える摩天楼などの風景の描写がありますが、担当の校正者がその冒頭の描写について訂正を入れたそうです。「NYの地図で調べましたが、船上から見えてくる建物の順序が違っています」という指摘だったようです。

福岡伸一のその描写は真実ではなかったそうですが、原文のまま出版されました。私もその冒頭箇所は覚えていますが、著者の赴任先のNYを印象的にとらえた良い「つかみ」箇所でした。

校正者にすれば、「科学書に嘘はアカンでしょ」と綿密に調べたのでしょうが、そこまでテリトリーを広げる必要があるのか、大変な仕事だなあと思ってしまいます。

著者自身のエピソードでは、とある漢文の口語訳の部分について著者に指摘しようかどうかを思い悩むエピソードが印象的でした。

その原稿の主は権威だし逆らうことにならないかと思い悩んだ結果、黙っていて「なぜ指摘してくれなかったの」となるよりましだと彼女はエンピツを入れたのでした。そして彼女のエンピツのとおり本は出版されたようです。

石原さとみのドラマでの楽しそうな仕事ぶりを見て、校正の仕事は面白そう・自分に合ってそうと思っていたし他人に言ったこともあるのですが、それは錯覚でした。

そこまでやるかという仕事内容で、フリーの校正者なら「1字0.5円」という相場(本書の情報ではない)だとして、12万字程度とされる1冊の担当報酬は6万円。1冊に2週間くらいの期日が要る仕事だそうですので、やりがいがなければ、好きでなければ、タフでなければやっている意味がないくらい大変な仕事だと思います。

本にかかわるなら、著者(価格の8~10%程度の印税)に限るというを結論にしようかと思いましたが、1000円の本が1000冊売れて印税10%で10万円の収入ですから、これまた好きでなければ近づかない方がいい職種かもしれませんね(笑)。

でも、本書を通して客観的に校正のお仕事を見ている分には、とても楽しいしスリリングなものでした。うんちく話でない実体験に基く本作りのさまざまな話が満載で、80冊近い参考文献の引用例が豊富で多彩で、プロフェショナル!な、1冊12万字でありました。

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今週の書評本 全72冊(週刊10誌&新聞 3紙 1/9~1/15 掲載分)

毎週日曜日は、この一週間に週刊誌などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPをご覧ください。

今週の書評本

表示凡例
掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数
書籍タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの)

週刊朝日「週刊図書館」: 1/20 号 6 冊
空に星があるように 小説荒木一郎 荒木一郎 小学館 3,300
時ありて イアン・マクドナルド 早川書房 2,200
たりる生活 群ようこ 朝日新聞出版 1,430
新地方論 都市と地方の間で考える 小松理虔 光文社新書 1,056
行動経済学の処方箋-働き方から日常生活の悩みまで 大竹文雄 中公新書 924
世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか 鈴木宣弘 講談社+α新書 990

サンデー毎日: (今週号は休刊)

女性自身」: (今週号は休刊)

女性セブン: (今週号は休刊)

週刊現代「日本一の書評」: 1/14・1/21 号 7 冊
罪の境界 薬丸岳 幻冬舎 1,870
踏切の幽霊 高野和明 文藝春秋 1,870
友よ 赤神諒 PHP研究所 2,310
ヤマトタケルの謎 英雄神話に隠された真実 豊田有恒 祥伝社新書 957
コード・ブレーカー 生命科学革命と人類の未来(上・下) ウォルター・アイザックソン 文藝春秋 各2,475
僕らには僕らの言葉がある 詠里 KADOKAWA 1,320
ソ連兵へ差し出された娘たち 平井美帆 集英社 1,980

週刊ポスト: (今週号は休刊) 

週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 1/19 号 12 冊
決別 総連と民団の相克77年 竹中明洋 小学館 1,980
フェアな関係 兼桝綾 タバブックス 1,870
俺が公園でペリカンにした話 平山夢明 光文社 2,640
太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密 三浦英之 集英社 2,750
ふたりたち 南阿沙美 左右社 2,200
こうしてイギリスから熊がいなくなりました ミック・ジャクソン 創元推理文庫 924
何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造 太田肇 PHP新書 1,089
大相撲土俵裏 貴闘力 彩図社 1,430
ドキュメンタリーの舞台裏 大島新 文藝春秋 1,650
唐突ながら ウディ・アレン自伝 ウディ・アレン 河出書房新社 3,630
起死回生東スポ餃子の奇跡 岡田五知信 MdN新書 1,650
30年調査でみる 哀しくも愛おしい「40代おじさん」のリアル 前沢裕文 日経BP 1,980

週刊文春「文春図書館」: 1/19 号 10 冊
ボーダー 移民と難民 佐々涼子 集英社インターナショナル 1,980
「笛吹き男」の正体 東方植民のデモーニッシュな系譜 浜本隆志 筑摩選書 1,760
ビューティフルからビューティフルへ 日比野コレコ 河出書房新社 1,540
猿と人間 増田俊也 宝島社 1,650
殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官 大倉崇裕 二見書房 1,980
聞く技術 聞いてもらう技術 東畑開人 ちくま新書 946
「美食地質学」入門 和食と日本列島の素敵な関係 巽好幸 光文社新書 946
カサンドラティータイム 櫻木みわ 朝日新聞出版 1,760
ときどき寿 xiangyu 小学館 1,540
ポエトリー・ドッグス 斉藤倫 講談社 1,760

週刊エコノミスト「Book Review」: 1/17 号 6 冊
「良い投資」とβアクティビズム MPT現代ポートフォリオ理論を超えて ジョン・ルコムニク, ジェームズ・P・ホーリー 日経BP 3,080
分子をはかる がん検診から宇宙探査まで 藤井敏博 文春新書 1,100
情報パンデミック あなたを惑わすものの正体 読売新聞大阪本社社会部 中央公論新社 1,870
天路の旅人 沢木耕太郎 新潮社 2,640
北欧のスマートシティ テクノロジーを活用したウェルビーイングな都市づくり 安岡美佳、ユリアン 森江 原 ニールセン 学芸出版社 2,970
富士山はいつ噴火するのか? 火山のしくみとその不思議 萬年一剛 ちくまプリマー新書 924

週刊東洋経済: (今週号は休刊)

朝日新聞: 1/14 朝刊 14 冊
君のクイズ 小川哲 朝日新聞出版 1,540
親愛なるレニー レナード・バーンスタインと戦後日本の物語 吉原真里 アルテスパブリッシング 2,750
惑う星 リチャード・パワーズ 新潮社 3,410
ムーミントーベ・ヤンソン 自由を愛した芸術家、その仕事と人生 ポール・グラヴェット 河出書房新社 2,475
メタモルフォーゼの哲学 エマヌエーレ・コッチャ 勁草書房 3,300
地形で見る江戸・東京発展史 鈴木浩三 ちくま新書 1,100
大塩平八郎の乱 幕府を震撼させた武装蜂起の真相 藪田貫 中公新書 968
体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉 伊藤亜紗 文藝春秋 1,760
仁明天皇人物叢書 新装版) 遠藤慶太 吉川弘文館 2,310
ゾルゲ・ファイル 1941/1945 赤軍情報本部機密文書 (新資料が語るゾルゲ事件 名越健郎 みすず書房 7,040
日本に住んでる世界のひと 金井真紀 大和書房 1,760
若き日に薔薇を摘め 瀬戸内寂聴藤原新也 河出文庫 1,045
死んでたまるか 団鬼六自伝エッセイ 団鬼六 ちくま文庫 880
植物の形には意味がある 園池公毅 角川ソフィア文庫 1,056

毎日新聞: 1/14 朝刊 8 冊
新・哲学入門 竹田青嗣 講談社現代新書 1,210
惑う星 リチャード・パワーズ 新潮社 3,410
サイボーグになる テクノロジーと障害,わたしたちの不完全さについて キム・チョヨプ、キム・ウォニョン 岩波書店 2,970
流山がすごい 大西康之 新潮新書 858
生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる 下西風澄 文藝春秋 2,970
人を動かす 新装版 デール・カーネギー 創元社 1,650
茨木のり子詩集 谷川俊太郎岩波文庫 770
聞く技術 聞いてもらう技術 東畑開人 ちくま新書 946

読売新聞: 1/15 朝刊 9 冊
シベリアのビートルズ イルクーツクで暮らす 多田麻美 亜紀書房 1,980
マシンフッド宣言(上・下) S・B・ディヴィヤ ハヤカワ文庫SF 各1,320
新解釈 コーポレートファイナンス理論 「企業価値を拡大すべき」って本当ですか? 宮川壽夫 ダイヤモンド社 1,980
切り裂きジャックに殺されたのは誰か 5人の女性たちの語られざる人生 ハリー・ルーベンホールド 青土社 3,520
寿命が尽きる2年前 久坂部羊 幻冬舎新書 990
戦争とプロレス プロレス深夜特急「それぞれの闘いの場所で」・篇 TAJIRI 徳間書店 2,310
ゾンビ3.0 石川智健 講談社 1,650
新地方論 都市と地方の間で考える 小松理虔 光文社新書 1,056
日本の凄い神木 全都道府県250柱のヌシとそれを守る人に会いに行く 本田不二雄 地球の歩き方 2,200

以上

「赤と青とエスキース」(青山美智子著)を読みました

赤と青とエスキース  青山美智子   PHP研究所

エスキースとは絵画制作のための下絵のことだが、この物語の真ん中にある肖像画はそれを描いた画家により「エスキース」と名付けられた。

この小説物語は、オーストラリアのメルボルンで始まる。この街で出会ったアートに携わる男女3人の半生が、短編小説のように連なっていく構成で読ませてくれる。

「連なって」としか言いようのないストーリーで、それ以上書くとネタバレになるが、著者の執筆中に登場人物たちがひとりでに動いていってしまうのではなく、著者がコントロールした巧妙な構成通りのエピソードが時系列に置かれている。絵画で例えると、エスキース通りの本画がそこにあると言えよう。

各編には「赤と青」がさまざまな形で登場する。表紙にもそれを見て取れる。「こんなにあるんだ」と思わせられる世の中の青と赤が各編にたっぷり塗り込められているが、「赤と青」が重要なキーワードだったのだと後で気付かされる。。

6編目になるエピローグでは、読み手に引っかかっていたいくつかの謎が回収されるのだが、「えっ」とか「やっぱり」と思いながら気になっていたところを読み返すことになる。

読了後、不協和音のないピアノの調べのように端正なサウンドが全てのページに漂っていて気持ちがいい。でも、がさつな私にはちょっと整い過ぎているとも感じさせる。

ビル・エヴァンスの調べは好きだけど一生聴いていたいとは思わない。それとちょっと似た気持ち。

でも読めばみな幸せになるんだろうな。本屋さんも同じだったようだ!

 

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今週の書評本 全78冊(週刊10誌&新聞 3紙+ダ・ヴィンチ 12/26~1/8 掲載分)

毎週日曜日は、この一週間に週刊誌などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPをご覧ください。

今週の書評本

表示凡例
掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数
書籍タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの)

週刊朝日「週刊図書館」: 1/6・1/13 号 冊
(特集『2022年「私の3点」』のため書評はお休み)

サンデー毎日「遠回りの読書」: 1/15・1/22 号 2 冊
世界と私のAtоZ 竹田ダニエル 講談社 1,650
記者がひもとく「少年」事件史 少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す 川名壮志 岩波新書 946

女性自身「今週の本」: 1/17・1/24 号 4 冊
私のことだま漂流記 山田詠美 講談社 1,815
シナモンとガンパウダー イーライ・ブラウン 創元推理文庫 1,320
こころのねっこ「こどもの詩」55周年精選集(2017-2021) 読売新聞生活部 中央公論新社 1,540
清浄島 河崎秋子 双葉社 1,980

女性セブン「セブンズライブラリー」: 1/19・1/26 号 4 冊
愛しい小酌 12か月のささやかなお酒と肴 寿木けい 大和書房 1,650
最後のひと 松井久子 中央公論新社 1,760
教場X 刑事指導官・風間公親 長岡弘樹 小学館文庫 858
なぜ理系に女性が少ないのか 横山広美 幻冬舎新書 1,034

週刊現代「日本一の書評」: 12/31・1/7 号 7 冊
江戸一新 門井慶喜 中央公論新社 1,980
我々はどこから来て、今どこにいるのか?(上・下) エマニュエル・トッド 文藝春秋 各2,420
骨灰 冲方丁 KADOKAWA 1,980
洋装の日本史 刑部芳則 インターナショナル新書 1,089
神々の復讐 人喰いヒグマたちの北海道開拓史 中山茂大 講談社 2,420
ミン・スーが犯した幾千もの罪 トム・リン 集英社文庫 1,210
残像に口紅を 筒井康隆 中公文庫 817

週刊ポスト「ポスト・ブック・レビュー」: 1/12・1/20 号 10 冊
一睡の夢 家康と淀殿 伊東潤 幻冬舎 2,090
惑う星 リチャード・パワーズ 新潮社 3,410
いい絵だな 伊野孝行、南伸坊 集英社 2,420
踏切の幽霊 高野和明 文藝春秋 1,870
バールの正しい使い方 青本雪平 徳間書店 2,090
死刑のある国で生きる 宮下洋一 新潮社 1,980
〈あの絵〉のまえで 原田マハ 幻冬舎文庫 594
なまえは語る 新津きよみ 実業之日本社文庫 803
自傷的自己愛」の精神分析 斎藤環 角川新書 1,012
禁断の進化史 人類は本当に「賢い」のか 更科功 NHK出版新書 1,023

週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 1/5・1/12 号 5 冊
ほんとうの定年後「小さな仕事」が日本社会を救う 坂本貴志 講談社現代新書 1,012
日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで 磯田道史 中公新書 924
会話を哲学する 三木那由他 光文社新書 1,012
行動経済学の処方箋-働き方から日常生活の悩みまで 大竹文雄 中公新書 924
流山がすごい 大西康之 新潮新書 858
(特集『「私が選んだBEST5」』のため書評はお休み)

週刊文春「文春図書館」 
(新年号のため書評はお休み)

週刊エコノミスト「Book Review」: 1/10 号 6 冊
習近平「一強」体制の行方 中国の課題と展望 遊川和郎、湯浅健司 文眞堂 3,520
今を生きる思想 宇沢弘文 新たなる資本主義の道を求めて 佐々木実、宇沢弘文 講談社現代新書 880
虚ろな革命家たち 連合赤軍森恒夫の足跡をたどって 佐賀旭 集英社 2,200 ②
チームコンサルティング理論 企業変革と持続的成長のメソッド 若松孝彦他 ダイヤモンド社 1,760
10倍・100倍になる 超優良株ベスト30 渡部清二 SB新書 990
日本の伸びしろ 悲観を成長に変える思考力 出口治明 文春新書 935

週刊東洋経済「話題の本」: 1/7・1/14 号 5 冊
なぜ理系に女性が少ないのか 横山広美 幻冬舎新書 1,034
THE WORLD FOR SALE 世界を動かすコモディティー・ビジネスの興亡 ハビアー・ブラス, ジャック・ファーキー 日本経済新聞出版 3,080
スポーツとLGBTQ+ 岡田桂, 山口理恵子, 稲葉佳奈子 晃洋書房 2,530
ブラックアウト 迫り来る電力危機の正体 井伊重之 ビジネス社 1,760
歴史の屑拾い 藤原辰史 講談社 1,540

朝日新聞: 1/7 朝刊 16 冊
聞く技術 聞いてもらう技術 東畑開人 ちくま新書 946
オーウェルの薔薇 レベッカ・ソルニット 岩波書店 3,630
野原 ローベルト・ゼーターラー 新潮クレスト・ブックス 2,200
お金に頼らず生きたい君へ 廃村「 自力」生活記 服部文祥 河出書房新社 1,562
なぜ理系に女性が少ないのか 横山広美 幻冬舎新書 1,034
世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか 鈴木宣弘 講談社+α新書 990
田中耕太郎 闘う司法の確立者、国際法の探究者 牧原出 中公新書 1,034
進駐軍を笑わせろ! 米軍慰問の演芸史 青木深 平凡社 4,180
黒人音楽史 奇想の宇宙 後藤護 中央公論新社 2,750
ジョーン・ロビンソンとケインズ 最強の女性経済学者はいかにして生まれたか N・アスランベイグイ、G・オークス 慶應義塾大学出版会 5,940
駐米大使 胡適の「真珠湾への道」その抗日戦争と対米外交 佐藤公彦 御茶の水書房 4,620
せきれいの詩 村木嵐 幻冬舎時代小説文庫 847
大江戸あにまる 山本幸久 集英社文庫 748
福猫屋 お佐和のねこだす 三國青葉 講談社文庫 682
宇宙生物学者プラテス 上 さらみ トゥーヴァージンズ 924
キッチンが呼んでる! 稲田俊輔 小学館 1,650

毎日新聞: 1/7 朝刊 8 冊
パラディーソ ホセ・レサマ=リマ 国書刊行会 4,620
イノチノウチガワ X線写真で見る生き物の世界 ヤン・パウル・スクッテン, アリー・ファン・ト・リート 実業之日本社 2,860
原爆の世界史 開発前夜から核兵器の拡散まで アンドリュー・J・ロッター ミネルヴァ書房 6,050
太陽諸島 多和田葉子 講談社 2,090
松田正隆Ⅰ夏の砂の上/坂の上の家/蝶のやうな私の郷愁 松田正隆 ハヤカワ演劇文庫 1,980
そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ-ト はやみねかおる、村田四郎 講談社青い鳥文庫 825
日本に住んでる世界のひと 金井真紀 大和書房 1,760
寒い国のラーゲリで父は死んだ 山本顕一 バジリコ 1,980

読売新聞: 1/8 朝刊 10 冊
骨灰 冲方丁 KADOKAWA 1,980
踏切の幽霊 高野和明 文藝春秋 1,870
戦後日本映画史―企業経営史からたどる 井上雅雄 新曜社 5,720
死者と生きる デルフィーヌ・オルヴィルール 早川書房 2,750
限界ニュータウン 荒廃する超郊外の分譲地 吉川祐介 太郎次郎社エディタス 1,980
「贈与論」の思想 マルセル・モースと〈混ざりあい〉の倫理 森山工 インスクリプト 5,763
石油とナショナリズム 中東資源外交と「戦後アジア主義 シナン・レヴェント 人文書院 4,950
教養としてのチャップリン 大野裕之 大和書房 1,760
語学の天才まで1億光年 高野秀行 集英社 1,870
今鳴いた烏がもう笑った 鬼頭智子作品集 鬼頭智子 平凡社 3,960

ダ・ヴィンチ: 2月号 今月の絶対はずさない!プラチナ本 1 冊
私のことだま漂流記 山田詠美 講談社 1,815

以上

成人、おめでとうございます 「本を読んで下さい」

民法改正により2022年4月1日より成年年齢が18歳に引き下げられましたので、成人になった人の数はいつもの3倍もいます。

しかし、いわゆる成人式は20歳の成人(と同一学年)に招待状が届くのでしょうね。「はたちのつどい」と名称変更して成人式が行われるケースも少なくないようです。

さて、鴻上尚史時事通信から「成人の日によせて」という原稿を依頼されたのですが、原稿を20か所以上も修正せよとのことで、鴻上尚史は納得できないということでのやり取りで、結局原稿が没になったようです。

せっかく書いた文章なので、ということで鴻上君自身のTwitterにその全文が貼り付けられました。

没原稿になったことでちょっとバズっていて、逆にこの文章が拡散されていてとても愉快な現象になっています。(没になってよかった⁉)

ご親切な方が、テキスト形式に変換してくださったので、最後にその全文を載せておきました。

体言止めがなくても美しい文章です。人も文章も見かけではなく中身が大切で、美しさもそこにあると思います。

本を読んだり文章を書いたり、映画・演劇・ドラマを見たり、音楽を聴いたり演奏したり、美術館に行ったり絵を描いたりすれば美しい大人になれると私は思いますし、鴻上君も私の意見に賛成してくれると思います。

とりあえず「本を読む」から始めたら、いかがでしょう。

成人、おめでとうございます

 

成人の日によせて  鴻上尚史

 成人、 おめでとう。 でも、「大人になる」 はどういうことでしょうか? 
 僕は親や先生や先輩や友達の意見にただ従うのではなく、 「あなた自身の頭で考えること」 だと思っています。 自分の人生を自分で決めるということですね。 けれど、これはとても難しいことです。 だって、日本の若者達はずっと「自分の頭で考えるな」 という訓練を受けてきたからです。

 日本の多くの中学校や高校では 「中学生らしい」 「高校生らしい」 服装や髪形にしよ うと言われています。 けれど、 「高校生」 というイメージは、 様々です。 それぞれの人 の頭には、それぞれのイメージがあります。 それを 「高校生らしい」 という一言でまとめるということは、 「考えるな」 ということです。
 リボンの幅が3センチは「高校生らしい」 が4センチになると 「高校生らしくない」ということを論理的に説得できる大人はいないと思います。
 僕は愛媛県出身ですが、 「愛媛県人らしい服装をして下さい」 と言われたら、絶句す ると思います。 あなたも 「出身の都道府県人らしい格好をして欲しい」 と言われたら混乱するでしょう。 それと同じくらい「高校生らしい服装」 というのは定義不能なのです。

「服装の乱れは心の乱れ」という日本中でくり返される標語がありますが、大人に気付かれないように巧妙にいじめる奴らの服装は乱れているでしょうか。 陰湿な奴ほど、ちゃんとした服装をしていじめることをみんな知っています。

黙ってブラック校則に従え、疑問を持つなと教えられて来たのに、 成人する時にいきなり「自分の頭で考える人になって下さい」 と言われるのです。 ずっと 「一人で泳ぐな!」 と言われてきたのに、成人したらいきなり「一人で泳げ!」 と言われるようなも のです。 それは無理です。 僕は、 日本の若者に深く同情します。

が、嘆いてもしょうがないです。 自分の頭で考える訓練を始めるしかありません。 そのためには、本を読んで下さい。 僕達は、 国語の授業でずっと 「退屈な本ほど価値が ある」 と思い込まされてきました。 でも、ワクワクドキドキしながら、 本当面白く、あなたの生き方の役に立つ本が間違いなくあります。
本屋さんに行って、 面白そうに感 じた本の最初の1ページをとりあえず読んで下さい。 つまらなければ、 すぐに次の本に移ります。 それでいいのです。 何十冊とくり返すうちに、 あなたにぴったりの本がきっと見つかります。 読書は作者との対話であり、あなたの考えを深めます。 やがて 「自分の頭で考えること」 が身につくようになるのです。 さあ、成人して、やっとあな たは自分の頭で考えていい世界に来たのです!