大阪中之島美術館がようやくオープンします。
大阪市所蔵の6000点のコレクションのために、待たれていた美術館建設は、計画から40年を経て来月オープンを迎えます。
開館記念の展覧会が、「2022年2⽉2⽇(⽔)– 3⽉21⽇(⽉・祝)」の帰還で開催されます。
あいにく、コロナのまん延が最悪となってしまった大阪ですので、楽しみにしていましたが二の足を踏んでいます。
ちょうど10年前に、このコレクションの展覧会を見ましたが、自身で絵を描きだしたのはその後のことですので、もう一度数々の名画を見たい気持ちでいっぱいです。「日時指定事前予約優先」で観覧できるようですので、完全防備で挑戦してみようかとも思っています。
なにはともあれ、コレクションはどこかに売り飛ばされることもなく大阪から流出することもなく、中之島にオープンした新しい美術館に収まることになり喜ばしいことです。多くの名画がいつ訪れても見ることができる「常設」扱いになることを望んでいます。
長きにわたり先人たちが遺された貴重なコレクションで、文楽や交響楽団と同じく、大阪の文化の担い手となる親善大使ですから、コロナが終息したら国内はもとより海外からの観光客にも楽しんでいただきたいと思います。
大阪にお越しの節は、大阪の至宝が収まる中之島美術館にぜひ足をお運びください。
大阪中之島美術館 開館記念の展覧会 おもな出品作家
佐伯祐三、白隠、マリー・ローランサン、キスリング、荻須高徳、上村松園、赤松麟作、小出楢重、鍋井克之、小磯良平、北野恒富、島成園、竹内栖鳳、池田遙邨、山沢栄子、前田藤四郎、吉原治良、今井俊満
モディリアーニ、キリコ、マックス・エルンスト、サルバドール・ダリ、ルネ・マグリット、アルベルト・ジャコメッティ、マーク・ロスコ、フランク・ステラ、ゲルハルト・リヒター、ジャン=ミシェル・バスキア、草間彌生、森村泰昌、やなぎみわ、杉本博司
ロートレック、ボナール、アルフォンス・ミュシャ、ヨーゼフ・ホフマン、コロマン・モーザー、アルヴァ・アアルト、亀倉雄策、田中一光、早川良雄、ウンベルト・ボッチョーニ、グスタフ・クリムト、ジョエ・コロンボ、剣持勇、倉俣史朗、レイモン・サヴィニャック、エル・リシツキー、ラースロー・モホイ=ナジ、A.M.カッサンドル
https://nakka-art.jp/exhibition-post/hello-super-collection/
展覧会情報
会期 2022年2⽉2⽇(⽔)– 3⽉21⽇(⽉・祝)
*月曜日休館(3/21を除く)
開催時間 10:00 – 17:00(入場は16:30まで)
会場 ⼤阪中之島美術館 4、5階展⽰室
主催 ⼤阪中之島美術館、NHK⼤阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社
協賛 NISSHA
観覧料 日時指定事前予約優先制
一般1,500円(1,300円)
高大生1,100円(900円)
*災害などにより臨時で休館となる場合があります。
*税込み価格。カッコ内は20名以上の団体料金。
*20名以上の団体鑑賞をご希望される場合は事前に団体受付フォームにてお問い合わせください。
*予約不要の当日券(数量限定)も会場(当館チケットカウンター・券売機)でご購入できます。
*日時指定券の販売はご観覧前日までです。
*中学生以下は無料。