2024年1月～5月発表　文学賞受賞者・受賞作品一覧表 - しあわせの径～本とアートと音楽と

2024年1月から現在までに発表された主な文学賞の受賞者・受賞作品を順不同で以下に示しました。文学賞の発表時期は、春と秋に別れているようで、2024年前半の受賞作のラインナップとなります。

みなさまの読書の参考になりましたら幸いです。

▼2024年（1月～5月発表分）文学賞一覧 ▲

◆新人賞

◆芥川賞 　主催文藝春秋
第170回（2023年下半期）
九段理江「東京都同情塔」

候補作安堂ホセ「迷彩色の男」、川野芽生「Blue」、小砂川チト「猿の戴冠式」、三木三奈「アイスネルワイゼン」

◆直木賞 　主催文藝春秋
第170回（2023年下半期）
河﨑秋子「ともぐい」
万城目学「八月の御所グラウンド」

候補作加藤シゲアキ「なれのはて」、嶋津輝「襷がけの二人」、宮内悠介「ラウリ・クースクを探して」、村木嵐「まいまいつぶろ」
〇選考委員：浅田次郎、角田光代、京極夏彦、桐野夏生、高村薫、林真理子、三浦しをん、宮部みゆき

◆三島由紀夫賞 　主催新潮社
第37回（2024年）
大田ステファニー歓人「みどりいせき」

候補作久栖博「ウミガメを砕く」、小砂川チト「季猿の戴冠式」、鈴木涼美「YUKARI」、間宮改衣「ここはすべての夜明けまえ」

◆山本周五郎賞 　主催新潮社
第37回（2024年）
青崎有吾「地雷グリコ」

候補作小田雅久仁「禍」、寺地はるな「こまどりたちが歌うなら」、葉真中顕「鼓動」

◆吉川英治文学新人賞 　主催講談社
第45回（2024年）
藤岡陽子「リラの花咲くけものみち」

◆公募新人賞

◆文学界新人賞 　主催文藝春秋
第129回（2024年度）　応募総数2120篇
旗原理沙子「私は無人島」
福海隆「日曜日（付随する19枚のパルプ）」
〇選考委員：青山七恵、阿部和重、金原ひとみ、中村文則、村田沙耶香

◆群像新人文学賞 　主催講談社
第67回（2024年度）　応募総数2030篇
豊永浩平「月ぬ走いや、馬ぬ走い」
優秀賞　　　
白鳥一「遠くから来ました」

◆松本清張賞 　主催文藝春秋
第31回（2024年度）応募総数685篇
井上先斗「オン・ザ・ストリートとイッツ・ダ・ボム」

◆江戸川乱歩賞 　主催日本推理作家協会
第70回（2024年度）　応募総数395篇
霜月流「遊廓島心中譚」
日野瑛太郎「フェイク・マッスル」
〇選考委員：綾辻行人、有栖川有栖、真保裕一、辻村深月、貫井徳郎、東野圭吾、湊かなえ

◆太宰治賞 　主催筑摩書房
第40回（2024年）　応募総数1405篇
市街地ギャオ「メメントラブドール」

◆小説現代長編新人賞 　主催講談社
第18回（2023年）　応募総数1163篇
桜井真城「転びて神は、眼の中に」

〇選考委員：塩田武士、中島京子、凪良ゆう、宮内悠介、薬丸岳

◆一般文学賞

◆吉川英治文学賞 　主催講談社
第58回（2024年）
黒川博行「悪逆」

◆吉川英治文庫賞　主催講談社
第9回（2024年）
阿部智里「八咫烏」シリーズ 　

〇選考委員：各出版社代表1名ずつ、識者、書店員など50名

◆読売文学賞 　主催読売新聞社
2月第75回（2023年）　　　　
小説賞・川上未映子「黄色い家」
随筆・紀行賞西加奈子「くもをさがす」
評論・伝記賞澤田直「フェルナンド・ペソア伝異名者たちの迷路」
研究・翻訳賞鈴木晶「ニジンスキー踊る神と呼ばれた男」

◆日本推理作家協会賞 　主催日本推理作家協会
第77回（2024年）
長編および連作短編集部門
青崎有吾「地雷グリコ」
荻堂顕　「不夜島(ナイトランド)」

〇選考委員：芦辺拓、宇佐美まこと、月村了衛、葉真中顕、喜国雅彦

短編部門
坂崎かおる「ベルを鳴らして」
宮内悠介　「ディオニソス計画」

◆新田次郎文学賞 　主催新田次郎記念会
第43回（2024年度）
梶よう子「広重ぶるう」
川端裕人　「ドードー鳥と孤独鳥」

◆坪田譲治文学賞 　主催講談社
第39回（2023年）
宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」

◆川端康成文学賞 　主催川端康成記念会
第48回（2024年）
町屋良平「私の批評」
〇選考委員：荒川洋治、角田光代、辻原登、堀江敏幸、村田喜代子

◆本屋大賞 　主催本屋大賞実行委員会
第21回（2024年）
宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」

〇選考委員： 530書店736名

以上