2024年1月から8月までに発表された主な文学賞の受賞者・受賞作品を順不同で以下に示しました。今秋以降に発表される文学賞も多くありますが、2024年前半の受賞作のラインナップとなります。
受賞作のみならず候補作となった作品も何冊か読みましたが、すべて粒よりの作品群だと思います、読書の参考になりましたら幸いです。
受賞作のみならず候補作となった作品も何冊か読みましたが、すべて粒よりの作品群だと思います、読書の参考になりましたら幸いです。
▼2024年(1月~8月発表分)文学賞一覧 ▲
◆新人賞◆
第170回(2023年下半期)
九段理江 「東京都同情塔」
候補作 安堂ホセ「迷彩色の男」、川野芽生「Blue」 、小砂川チト「猿の戴冠式」、三木三奈「アイスネルワイゼン」
第171回(2024年上半期)
松永K三蔵 「バリ山行」
候補作 尾崎世界観「転の声」、坂崎かおる「海岸通り」、向坂くじら「いなくなくならなくならないで」
第170回(2023年下半期)
河﨑秋子 「ともぐい」
万城目学 「八月の御所グラウンド」
候補作 加藤シゲアキ 「なれのはて」、嶋津輝 「襷がけの二人」、 宮内悠介 「ラウリ・クースクを探して」、村木嵐 「まいまいつぶろ」
第171回(2024年上半期)
一穂ミチ 「ツミデミック」
候補作 青崎有吾「地雷グリコ」、麻布競馬場「令和元年の人生ゲーム」、岩井圭也「われは熊楠」、柚木麻子「あいにくあんたのためじゃない」
◆三島由紀夫賞 主催 新潮社
第37回(2024年)
大田ステファニー歓人 「みどりいせき」
◆山本周五郎賞 主催 新潮社
第37回(2024年)
青崎有吾 「地雷グリコ」
候補作 小田雅久仁「禍」、寺地はるな「こまどりたちが歌うなら」、葉真中顕「鼓動」
第45回(2024年)
藤岡陽子 「リラの花咲くけものみち」
◆公募新人賞◆
第129回(2024年度) 応募総数2120篇
旗原理沙子 「私は無人島」
福海隆 「日曜日(付随する19枚のパルプ)」
第67回(2024年度) 応募総数2030篇
豊永浩平 「月ぬ走いや、馬ぬ走い」
優秀賞
白鳥一 「遠くから来ました」
第61回(2024年度) 応募総数2111篇
待川匙 「光のそこで白くねむる」
松田いりの 「ハイパーたいくつ」
第31回(2024年度) 応募総数685篇
井上先斗 「オン・ザ・ストリートとイッツ・ダ・ボム」
第70回(2024年度) 応募総数395篇
霜月流 「遊廓島心中譚」
日野瑛太郎 「フェイク・マッスル」
第40回(2024年) 応募総数1405篇
第18回(2023年) 応募総数1163篇
桜井真城 「転びて神は、眼の中に」
第60回(2024年)
柴崎友香 「続きと始まり」
第58回(2024年)
黒川博行 「悪逆」
第9回(2024年)
阿部智里 「八咫烏」シリーズ
〇選考委員:各出版社代表1名ずつ、識者、書店員など50名
第75回(2023年)
小説賞・川上未映子 「黄色い家」
随筆・紀行賞 西加奈子「くもをさがす」
評論・伝記賞 澤田直 「フェルナンド・ペソア伝 異名者たちの迷路」
第77回(2024年)
長編および連作短編集部門
青崎有吾 「地雷グリコ」
荻堂顕 「不夜島(ナイトランド)」
短編部門
坂崎かおる 「ベルを鳴らして」
宮内悠介 「ディオニソス計画」
第43回(2024年度)
梶よう子 「広重ぶるう」
第19回(2024年)
荻原浩 「笑う森」
第39回(2023年)
宮島未奈 「成瀬は天下を取りにいく」
第48回(2024年)
町屋良平 「私の批評」
第21回(2024年)
宮島未奈 「成瀬は天下を取りにいく」
〇選考委員: 530書店736名
以上