11月15・16日は、竜王戦の第4局が大阪府茨木市で行われました。
私、藤井聡太のデビューからずっと追っかけをしていますが、いつも映像やライブで接しているだけで、実物とはまだ一度も会ったことがなかったのでした。
今般、茨木市の大きなホール(昨年完成)での大盤解説会があると知り、ダメもとでネットでの抽選に応募したら入場チケットをゲットしました(S席3000円×2)。
対局場は同じホールの別室でしたので、対局が終われば必ず大ホールにあいさつに来てくれるはずだと信じている観衆1200人と、大盤解説会を楽しみました。
結果は、残念ながら藤井竜王が負け、対戦成績が2勝2敗となりましたが、お目当てのナマ藤井聡太君が対局後に大ホールにあいさつに来てくれました。
上のスナップは、あいさつ中の藤井竜王で、その左が挑戦者の佐々木勇気八段(30)。
藤井竜王の右が、当日解説をしてくれた山崎隆之八段(43)、左端がご当地出身の佐々木下海法(みのり)女流初段(19)。この二人は、師匠が同じ森信雄七段で、同門の解説と聞き手ということで、地元の芸人さんと3人でとても和やかな会場の雰囲気を作ってくれ、半日を楽しく過ごせました。
会場には「観る将」専門でルールがどうにか分かる程度の人(わが妻)も少なくないと思ったのですが、「次の一手」を当てる抽選会や、山崎八段のエピソード(藤井聡太との6月の棋聖戦タイトル戦、あの矢内理絵子女流五段へのジョークの真相話、佐々木勇気八段の裏情報)などが楽しくて、良き時間を過ごせました。
それにしても、山崎八段は頭脳明晰・言語明晰・容姿端麗で、佐々木下海法女流初段は19歳の現役大学生にして女流棋士という才色兼備で、藤井と佐々木勇気両対局者も含めて、元天才少年少女の競演は眩しいものでした。
というわけで、藤井聡太竜王・名人とようやく対面できたという思い出記事でありました。竜王戦の防衛を祈っています。