しあわせの径~本とアートと音楽と

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ドジャースのポストシーズンは、佐々木朗希「顔見世興行」と化しました!

MLBナショナルリーグのディビジョンシリーズ(地区シリーズ)、ドジャースvsフィリーズは、ドジャースが3勝1敗で勝利し、ナ・リーグチャンピオンシップシリーズ(リーグ優勝決定シリーズ)に進出しました。

敵地フィラデルフィアで2連勝してロサンゼルスに帰ってきましたが、昨日先発した山本由伸が突如打たれ出して(バッテリー間の投球パターンが読まれだした?)、昨日ドジャースは8-2で大敗を喫しました。

もうあの騒々しいことこの上ないフィリーズの本拠地行きの飛行機には乗りたくないというドジャースの選手たちのモチベーションが強かったようで、11回に粘りの攻撃を仕掛けて相手のタイムリーエラーを誘い、2-1でサヨナラ勝ちを決めました。

今日のヒーローは、先発で力投したグラスノーと、8回から10回までパーフェクトピッチングで手も足も出せない力投を演じた佐々木朗希(23歳)でした。

フィリースとの第2戦で、9回2アウトからランナー1-3塁で急きょ登板させられた際にもわずか2球でナ・リーグ首位打者ターナーを封じた投球も絶賛されていて、クローザーとしての佐々木朗希の信頼度は絶大なものになっていましたから、今日の3イニングのパーフェクトピッチはそれを立証するものでした。

今季から海を渡った佐々木は、先発で何回か良きピッチングをした後は、体調が思わしくなくベンチのメンバーからも外れ、メジャーへの復帰は9月でした。

しかし、9月のレギュラーシーズンでD・バックスとマリナーズ戦にリリーフで成功をおさめ、ポストシーズンではレッズとフィリーズ戦でクローザーとして成功していて、6試合での被安打はわずか2本です。

実のところ、今年はもう佐々木の活躍はあきらめていましたし、「そもそも来期以降も活躍できるのか?」と、私はかなり懐疑的でした。若いし線も細いし、メジャーの水に合ってなさそう、と勝手評価をしていましたから、中継ぎで2試合成功し、ポストシーズンではクローザーで成功した今では、私の勝手評価を恥じているところです。

佐々木はたくましくなって帰ってきました!(その調子で…と小声で言ってみる)。

もう一方のディビジョンシリーズは、2勝2敗のタイになっていて、ナ・リーグ優勝決定シリーズの相手がまだ判明しませんが、今季は日本で開幕を迎えたドジャースカブスに最終リーグも対戦してほしいと願っています。今永と鈴木がずっと良い仕事をしていますし、カブスに負けたなら他チームより納得感があるかなと思いますし。

ということで、ワールドシリーズに向けて日本選手はがんばっていて、大谷と山本もこのままでは終わらないはずですので、お楽しみはこれからであります。

 

サヨナラを決めたばかりのグランド上の選手たち

試合後の佐々木朗希の記者会見

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