しあわせの径~本とアートと音楽と

読書、アート、音楽、映画・ドラマ・スポーツなどについてさくっと語ります

#映画

映画「特捜部Q 知りすぎたマルコ」を楽しみました

アマゾン・プライムで、映画「特捜部Q 知りすぎたマルコ」鑑賞。 「特捜部Q」シリーズは、ユッシ・エーズラ・オールスンの早川ミステリーでも、「檻の中の女」「キジ殺し」「Pからのメッセージ」「カルテ番号64」「知りすぎたマルコ」まで読んできて、映画の…

第34回芥川賞「太陽の季節」を誰が選考したのか

太陽の季節がやってまいりました。数日前からわが家のエアコンは、27度設定で午後の数時間を稼働させられています。 さて唐突ですが、「太陽の季節」という小説で第34回芥川賞(昭和31年/1956年1月23日決定発表))を受賞したのが石原慎太郎です。 当時石原…

成人、おめでとうございます 「本を読んで下さい」

民法改正により2022年4月1日より成年年齢が18歳に引き下げられましたので、成人になった人の数はいつもの3倍もいます。 しかし、いわゆる成人式は20歳の成人(と同一学年)に招待状が届くのでしょうね。「はたちのつどい」と名称変更して成人式が行われるケ…

ドーターたちが作った深くて重い映画「ロスト・ドーター」を楽しみました

休暇中の主人公 レダ(オリヴィア・コールマン) 映画「ロスト・ドーター」をNetflixで観ました。予告映像での短いシーン、浜辺での中年女性二人の会話が印象的だったので観ることにしました。 見終わってから、アカデミー賞やゴールデングローブ賞などに、…

アカデミー賞にノミネートされた「パワー・オブ・ザ・ドッグ」を楽しみました

来月に授賞式が行われる第94回米アカデミー賞に、11部門でノミネートされた 「パワー・オブ・ザ・ドッグ」がNetflix映画だと知り、さっそく自宅で鑑賞しました。 原作はトーマス・サヴェージの同名小説(角川文庫)で(名作ドン・ウィンズロウの「犬の力」と…

映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」でリーマン・ショックを追認しました

アダム・マッケイ監督のNetflixで観た「ドント・ルック・アップ」が面白かったので、同監督の2015年作品「マネー・ショート 華麗なる大逆転」をNetflixで観ました。 これは、事実に基づく作品で登場人物も実在の人物で、2008年に破たんしたリーマン・ブラザ…

映画「オクトパスの神秘 海の賢者は語る」とともに漂う

誰が言っていたか思い出せないのですが、その信頼すべき誰かがこの映画がいいと言っていたので見る気になりました、NETFLIX製作のドキュメンタリー映画「オクトパスの神秘 海の賢者は語る」。 この映画に出演し、ナレーションと撮影(一部)も担当したのが映…

問題作「ドント・ルック・アップ」をNETFLIXで鑑賞しました

映画「ドント・ルック・アップ」をNETFLIXで鑑賞した。 NETFLIXが視聴者アンケートをした結果の、年末年始のお勧め一覧にあった映画で、確かに見逃さなくてよかった!と思わせる作品だった。 すばる望遠鏡(ハワイにある国立天文台)で観測を続けているジェ…

「愛の不時着」を見て黒澤映画を想いノスタルジックになりました

「梨泰院クラス」「ムーブ・トゥ・ヘブン」「サバイバー:60日間の大統領」「ヴィンチェンツォ」「イカゲーム」「マイネーム:偽りと復讐」と韓国ドラマを見てきた私、ついに「愛の不時着」(全16話)を見ました。 直前に見た「マイネーム:偽りと復讐」が、ユ…

ジョン・グリシャムの「無実」が扱った事件のドキュメンタリーを見ました

アメリカはオクラホマ州アイダという町で、1982年に相次いで起きた若い女性の殺人事件を扱ったドキュメンタリー「無実 The Innocent Man」をNetflixで見ました。 この事件を扱った、ジョン・グリシャムが書いた「無実」というノンフィクションを私はかつて読…

映画「蜘蛛の巣を払う女」とスティーグ・ラーソンの「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」

Netflixで映画「蜘蛛の巣を払う女」を見ました。 いまは亡きスティーグ・ラーソンの小説で、世界的なベストセラーとなった「ミレニアム」シリーズ(3部作)を引き継いだスウェーデンの作家ダヴィド・ラーゲルクランツの原作の映画化作品だったようです。 娯…