2021-01-01から1年間の記事一覧
2018年から続けてきました、私の読んだ本の中からおすすめ本のご紹介。 例によって、読んだ冊数が少ないので、ノンフィクションとフィクションそれぞれ3冊の推薦です。ただし、今年は読んだフィクションがどれもよかったので4冊を挙げ、ノンフィクションを2…
来年の干支の寅(トラ)のイラストをネットで集め出したのが2か月ほど前。 筆まめで年賀状の文面を作るためにイラストを集めるのですが、その文面が完成したのが今です。(宛先も印刷できました!) 集めたイラストをそのまま借用すればいいものを、そのイラ…
ぼくのお父さん 矢部太郎 (著) 新潮社 「大家さんと僕」「大家さんと僕 これから」に続く矢部太郎の「ぼくのお父さん」を読んだ。 芸人で漫画家の矢部太郎の父親は、絵本作家のやべみつのりだった。 太郎の家族は、両親と姉の4人家族。やさしくて少し変わり…
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 12/31…
アニメ「ヒカルの碁」全75話、すべて見終わりました。囲碁は打ちませんし、ルールも将棋ほど詳しくありませんが、井山裕太の囲碁を解説付きで見る機会は多いので、「ヒカルの碁」、長かったですが、退屈することもなくとても楽しめました。 ちょうど20年前に…
自分で名付ける 松田 青子 集英社 1年ほど前、2020年の「TIME誌が選ぶ今年の必読書100冊」のなかに、日本の女性作家4人の作品が選ばれていて、その中のひとり松田青子(まつだ あおこ)という作家を初めて知る。 そして、先だっては「おばちゃんたちのいると…
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 12/24…
岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない 岸 惠子 (著) 岩波書店 1932年生まれの岸惠子は私の母世代に属するお人で、草笛光子が高校の同級生だったそうで、ハリウッドで言えばエリザベス・テイラーも同年生まれである。ちなみに、マリリン・モ…
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 12/17…
1980年12月8日、ジョン・レノンは40年の短い生涯を終えました。 ということで 彼のリードボーカル曲のいくつかを聴くことにします 黙 祷 Twist And Shout I Should Have Known Better Nowhere Man Don't Let Me Down A Day In The Life Come Together Happy …
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 12/10…
考えて、考えて、考える 藤井 聡太、丹羽 宇一郎 講談社 19歳の藤井聡太と82歳の丹羽宇一郎の対談が「考えて、考えて、考える」という本になった。 丹羽は、藤井と同じ愛知県出身で、伊藤忠の社長・会長を歴任し、民間から初めて中国大使になったお方。その…
ボブ・ディランは2016年にノーベル文学賞を受賞しました。 ミュージシャンとしては初の快挙となる受賞でしたが、60年代当時、米国の公民権運動やベトナム反戦運動を背景に「友よ、答えは風に吹かれている」と歌った「風に吹かれて」をはじめ、現代詩文脈の中…
「梨泰院クラス」「ムーブ・トゥ・ヘブン」「サバイバー:60日間の大統領」「ヴィンチェンツォ」「イカゲーム」「マイネーム:偽りと復讐」と韓国ドラマを見てきた私、ついに「愛の不時着」(全16話)を見ました。 直前に見た「マイネーム:偽りと復讐」が、ユ…
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 ※今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 12/3…
オリジナルの楽曲があって、それをカバーするアーティストがいて、本家はどちらなのか議論は分かれるところでしょうが、実はどちらも素敵で、好きな方を楽しめばいいと思います。ということで、私のプレイリストのなかから、そんな楽曲の本家とカバー&アレ…
テスカトリポカ 佐藤 究 (著) KADOKAWA 今回は、第34回山本周五郎賞と第165回(2021年上半期)直木賞をダブル受賞した作品、佐藤究(きわむ)の「テスカトリポカ」のご紹介。 山本賞は1988年創設で直木賞は1935年創設のエンターテイメント小説の大きな登竜門…
本日ご紹介する日本画は、東山魁夷(1908-1999)の「秋翳(しゅうえい)」(1958年、東京国立近代美術館蔵)です。 先日散歩の途中で秋の紅葉をスマホでスナップしていて、この一枚を思い出しました。 山頂だけをクローズアップにした燃えるような紅葉を描い…
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 11/26…
はてなブログがサービス開始されて11月で10年を迎えたそうです。 そのアニバーサリー企画として、はてなブログ10周年特別お題開催中で、あなたの10年を、あなたの10のことを、振り返って書いてみませんか?ということで、「好きな◯◯10選」のお題をちょうだい…
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 11/19…
2021年の本屋大賞のノンフィクション本大賞に、上間陽子の「海をあげる」が決まったそうです。 ということで、以下に、2021年4月に読了した私のレビューを紹介したいと思います。私のレビュー記事では何だかよく分からないと思いますが、よかったらぜひこの…
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 11/12…
Amazonmusicで、好きな曲を集めてプレイリストをいっぱい作っています。 数えたことはないですがおそらく1500曲近く集めてきて30くらいのプレイリストを作ってランダムに聴いていましたが、そのうち飽きてきました。 妻は私の作ったプレイリストを電車移動の…
今年の6月からスタートした私の韓国ドラマ視聴生活。「梨泰院クラス」「ムーブ・トゥ・ヘブン」「サバイバー:60日間の大統領」と紹介してきて、その後NETFLIXで観たドラマを紹介します。 「ヴィンチェンツォ」イタリアマフィアの顧問弁護士を務める韓国系イ…
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 11/5 …
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。今が旬の逸品といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆掲載された媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆週刊朝日: 10/29 号 7 冊 更年…
決定版-HONZが選んだノンフィクション 成毛 眞 (著, 編集) 中央公論新社 Netflixでのノンフィクション・ドキュメンタリーやドラマばかり見ているので本を読む時間がますます減っている。 そんななか、ノンフィクション本のカタログにと本書を手に取った。 HO…
第18回ショパンコンクールの優勝者と入賞者が決定しました。 優勝(1位)は、カナダの24歳のブルース(シャオユー)リウでした。中国系のカナダ人だと思います。 彼の本選の演奏が終わったときの会場の興奮度合は今大会最高だったのではないでしょうか、8割…
泡 松家 仁之 (著) 集英社 今年の春以降、新聞や週刊誌の書評に、待ってましたとばかりにこの作家の新作「泡(あわ)」が取り上げられていた。初めて知った作家の小説を半ば興味本位で読んでみて、結果、本年の私的ベスト3の一つに確定した。 主人公は東京に…