今朝は6時55分に目覚めたのですが二度寝をしないで、NHKが5時30分からドジャーズの試合を放送しているのを知っていましたので、TVの前に陣取りました。
その時点で、大谷翔平は3安打2盗塁でシーズン51盗塁を達成していました。
ああ先に盗塁から「50-50クラブ」入りを成しとげたんだと思っていましたけど、問題はあと2本のホームランが残り試合で打てるかどうかの問題だけでした。
きょうの試合は、マイアミ・マーリンズのホームゲームで、ローンデポ・パークからのライブ放送でした。ローンデポ・パークは、2023年にあのWBCで日本が優勝を決めたボールパークで、大谷が米国チームの最後の打者マイク・トラウトを三振に取って優勝を決めたあの球場です。
TVの前で寝起き直後脳の目覚ましをしながら試合を見ていたら、大谷は立て続けに49号と50号ホームランをスタンドに叩き込んですんなりMLB史上前人未到の「50-50クラブ」入りを果たしました。
49号を打ったところで、マイアミで「49本塁打-51盗塁」として、ドジャースの本拠地ロサンゼルスに帰ることになるのかと思っていたのですが、チームのためにベストを尽くすことを本望とする大谷は、一気に「50-50クラブ」入りを果たしました。
その後、3本目のホームランを打ち、試合が終わりには「51本塁打-51盗塁」を達成してしまいました。
この試合で、大谷は自己ベストの一試合6打数6安打、3ホームラン、10打点、2盗塁を記録しました。
惜しくも3塁で間一髪でタッチアウトになって2塁打になってしまった第3打席のヒットがもし3塁打だったら、「サイクル安打」記録も達成できていました。
この日の大谷の打棒爆発で、ドジャースは20-4で大勝し12年連続のプレイオフ進出を決めました。
この試合で大谷は、ドジャーズのチーム本塁打記録(シーズン49本)をぬりかえ、日本人選手のシーズン打点の記録(松井秀喜の116打点)も更新しました。
これで、大谷自身3度目のシーズンMVPも当確となりました。守備につかないDHの選手でMVPを獲得するのもMLB史上初めてのことになります。
8月24日に、あの満塁サヨナラホームランで「40-40クラブ」に入会してから1月もたたないうちに孤高の「50-50クラブ」を創設してしまった大谷翔平。すごいの一言です。
1月前は、50-50は達成できるかな、してほしいな、達成の可能性は5分5分(まさに50-50)くらいかなと思っていましたので、けさは熱い熱い幸せ気分を体験をできました。アッパレ!バンザイ! 次は「アレ」ですね、プレイオフが楽しみです。
ということで、長生きしていれば良い出来事にも遭遇できると実感できたきょうこの頃であります。