上の画像は、将棋の竜王戦の挑戦者が決まった瞬間です。
右の伊藤匠六段（20歳）が永瀬拓矢王座に勝ち、藤井竜王（21歳）への挑戦権を得ました。この挑戦権を得たことにより、伊藤は七段に昇段しました。
10月6日を皮切りに始まる第36期竜王戦は、21歳の藤井竜王に20歳の伊藤七段が挑戦するという、フレッシュ対決になりました。
過去のタイトル戦でこんなフレッシュ対決があったでしょうか、たぶんないと思われます。
現在、藤井名人・竜王より若い棋士は、同学年の伊藤匠（20歳,10月生まれ）と、藤本渚（18）の2人だけですので、何とも素晴らしいタイトル戦になります。
本日、第64期王位戦の第4局で藤井王位は佐々木大地七段に敗れ、対戦成績を3勝1敗にしましたが、まさか「竜王戦挑戦者の伊藤匠の影がちらついて...」みたいなことではないと思います。
伊藤七段が竜王挑戦者に決まったことについて、渡辺明前名人が次のようにつぶやいております。
◆渡辺 明@watanabe_1984
2人足して41歳は若いなあ
と39歳のおじさんは思うw
渡辺明は39歳にして19年ぶりの無冠になりましたが、2人を見る目が遠くを見るようなまなざしなのがなんとなく幸せそうです。名を成したからこその境地なのかもしれません。
ということで、藤井聡太竜王と伊藤匠七段があいまみえる第36期竜王戦は、今からとても楽しみなきょうこの頃でなのであります。
